2021.08.25

42歳の妻が青ざめた…「孫には受験させない」と喚くモラハラ義母の「ヤバすぎる言い分」

美容師の月美さん(42歳・仮名、以下同)は、同じく美容師である夫の正さん(44歳)と3人の子どもと暮らしていましたが、姑から「経済的な支配」を受けていました。

正さんは姑が経営する美容院で働いていたのですが、姑は正さんにわずかな額の給料しか渡さず(「残りは貯金をしている」という言い分でした)、月美さん夫婦は自分たちの力できちんと家計を運営できていません。家族旅行に行く際にも、姑にお金を出してもらえるよう頼まなければいけない始末で、月見さんは絶望していますが、正さんは姑をかばうばかりです。

そして姑はさらに身勝手な振る舞いに及ぶようになります…。

【前編】「「生活費は月20万ね」モラハラ義母に「家計」を支配された42歳の嫁、その壮絶すぎるバトル

〔PHOTO〕iStock
 
 

「ウチで働きなさい」

こういうことがあったので、月美さんは当初、婚家とは別の美容室で働きたかったのです。そうすれば少なくとも月美さんのお給料は、決まった日に全額きちんと手元に入りますから。しかし月美さんがそうしたことを考えていると聞いた姑は、黙っていませんでした。

「どうして私に黙ってわざわざ他所の店で働くのよ! 私の立場も考えなさい!」

正さんから仕事復帰の話を聞いた姑は、アポなしで家にやって来て月美さんを怒鳴りました。この頃には姑が、自身の美容院の従業員から、陰で「女帝」と呼ばれていることも知っていた月美さん。姑を前に委縮してしまいます。

「ウチで働けば子育てに支障の無い時間で雇ってあげるし、お給料も配慮できるのよ。美容師は体力仕事で大変だから、月美さんは事務で雇ってあげるわよ。その方が月美さんも楽でしょ?」

今度は優しい声音で言ってきます。

関連記事