卓球の全日本選手権は最終日の17日、大阪市の丸善インテックアリーナ大阪で男子シングルス準決勝を行い、及川瑞基(木下グループ)と森薗政崇(BOBSON)が同日の決勝進出を決めた。ともにダブルスでは優勝経験があるが、シングルスでは初めての決勝進出となる。
準々決勝で東京五輪代表の張本智和(木下グループ)を破った23歳の及川は、2大会続けて4強入りした吉田雅己(栃木県スポーツ協会)を4-2で破った。25歳の森薗は準々決勝で五輪代表の丹羽孝希(スヴェンソン)を下した田中佑汰(愛知工大)を4-1で退けた。