1月8日来の記録的な大雪の影響で除雪作業が難航していた新潟県内の鉄道だが、1月16日は始発から全線で再開できる見通しとなった。
JR東日本では、信越本線柏崎~直江津間と越後線吉田~柏崎間が再開し、新潟支社管内の全路線が再開する。ただし、えちごトキめき鉄道妙高はねうまラインに乗り入れる特急『しらゆき1号』は全区間運休となる。
一方、えちごトキめき鉄道は、1月15日に妙高はねうまラインの直江津12時36分発上りから運行を再開したが、同日中に運行される列車は上下各3本で、最終列車は上りが直江津18時45分発、下りが妙高高原20時26分発となる。
1月16日は、始発から全線がほぼ通常ダイヤで運行されるが、日本海ひすいラインでは糸魚川6時43分発金沢行きが泊始発となる。なお、同線の有間川駅(新潟県上越市)では除雪作業が難航しているため、国道と駅舎を繋ぐ道が通行できない状態が続いているという。
くびき~犀潟(さいがた)間で運行を見合わせていた北越急行では、1月16日始発から同区間が再開する見込みで、信越本線犀潟~直江津間のJR線乗入れも再開する。
JR西日本では、大糸線南小谷~糸魚川間が1月15日夜に再開する予定で、糸魚川20時11分発上りと南小谷21時19分発下りが運行される。