右派SNS「パーラー」接続不能に トランプ氏支持者愛用
【シリコンバレー=時事】トランプ米大統領の支持者が愛用する右派SNS(交流サイト)「パーラー」が11日、接続不能になった。暴力を扇動する投稿の管理を怠っているとして、米アマゾン・ドット・コムのクラウド子会社がサービスの提供を10日深夜に打ち切ると通告していた。
パーラーは「検閲なし」をうたい、ツイッターやフェイスブックの投稿管理を嫌う保守層に利用者を拡大してきた。しかし、6日のトランプ氏支持者らによる議会乱入を機に、IT企業の間でパーラーに対するインフラの提供を停止する動きが広がった。
サービス復旧には代替となるインフラを確保する必要があるが、マッツェ最高経営責任者(CEO)は10日深夜、「想定より接続不能が長引きそうだ」とパーラーに投稿した。
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