サムスン、半導体に3兆円
コロナ禍、積極投資で先手 韓中で設備増強、取引先に通知
【ソウル=細川幸太郎】韓国サムスン電子の半導体部門の設備投資額が2021年に初めて3兆円を突破しそうだ。世界シェア4割を握る半導体メモリーの安定需要に加えて、半導体受託生産の急拡大をにらみ投資を積み増す。20年業績は半導体に支えられ、営業利益が19年比で29%増だった。新型コロナウイルス禍でも投資拡大で先手を打つ。
営業益29%増
サムスンが8日発表した20年通期の連結決算速報値は、営業利益が19...
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