日本代表・森保監督「全力で結果を」　自宅待機中に読みあさった「勝負師」の教え

　改めて勝負の年がやってきた。森保一監督（52）は、サッカー男子のフル代表（A代表）監督としては2022年のワールドカップ（W杯）カタール大会のアジア2次予選が3月に再開し、7月には男子U24（24歳以下）日本代表監督として東京オリンピックを迎える。「オリンピックもA代表も結果を出すこと。そのために全力を尽くしたい」。重圧がかかる中で口にしたのは「結果」の2文字だ。【福田智沙】

　新型コロナウイルスの世界的流行で20年はサッカー界も大きな影響を受け、東京五輪もW杯アジア予選も延期になった。19年12月を最後に活動がストップしていたフル代表は20年10、11月に欧州組のみで代表チームを編成し、それぞれオランダ、オーストリアで各2試合ずつ強化試合を行った。五輪代表は20年12月の国内強化合宿で11カ月ぶりに集まることができた。