女川高等学園がぼうさい甲子園グランプリ 特別支援学校で初
毎日新聞
2020/12/23 14:37(最終更新 12/23 14:37)
有料記事
889文字
- ポスト
- みんなのポストを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
優れた防災教育の取り組みを表彰する2020年度の「ぼうさい甲子園」(1・17防災未来賞)=毎日新聞社など主催=のグランプリに、宮城県立支援学校女川高等学園(同県女川町)が選ばれた。今回は16回目の開催となるが、特別支援学校のグランプリ受賞は史上初。来春で創設丸5年となる全寮制の同校では、生徒たちによる寮の自主防災組織「自治会」が学内で行う総合防災訓練の企画・運営を手がける。新型コロナウイルスの感染拡大の中、主体的な取り組みが高く評価された。
給食給水班や安全点検班など6班で構成される自治会は、非常食の管理や寮内設備の安全点検など、日常的に防災の役割を担う。その一環として、毎年9月に津波による被害を想定し、避難者の応急救護や体育館での寝泊まりなど、20時間にわたる訓練を実施している。
この記事は有料記事です。
残り543文字(全文889文字)