【独自】共通テスト「情報」で試作問題示す…プログラミングによる課題解決など

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 2025年の大学入学共通テストから出題が検討されている「情報」について、大学入試センター(東京)が高校や大学関係者に向けて試作問題を示した。プログラミングによる課題解決や、情報セキュリティーへの理解度などを問う内容となっている。同センターでは高校などから意見を聞いて、年度内にも出題方針をまとめる。

 高校では、22年度から実施される新しい学習指導要領で「情報I」が必修科目となる。教科書は現在、文部科学省が検定作業をしており、試作問題も入試での利用などは前提としていない。また、25年の共通テストではコンピューターで出題・解答する方式(CBT)の導入が見送られる見通しで、試作問題も従来のマークシートでの解答形式となっている。

 出題内容は、アルファベットでできた暗号の解読をテーマに、プログラムを完成させる問題のほか、決済サービスでの利用者確認で使われる2段階認証についての理解度や、動画のデータ量に関する基本的知識などが問われた。プログラミングの問題では、各高校の授業で使うプログラミング言語が異なる可能性があるため、公平性を考えて架空の言語が使用された。

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1673253 0 ニュース 2020/12/04 05:00:00 2020/12/04 09:25:24 2020/12/04 09:25:24 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/12/20201204-OYT1I50020-T.jpg?type=thumbnail

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