中国IT「BATH」、中国国内でハイテク供給網整備へ
BATH(バース)と呼ばれる中国の情報技術(IT)大手4社が、中国国内でのハイテク供給網の整備に動き出している。米中摩擦の長期化を受け、習近平(シー・ジンピン)指導部が供給網を中国独自で完結させる構想を打ち出したためだ。中国のテック情報サイト「36Kr」日本語版の報道をもとに、その動きを検証してみる。
「当社はBtoB(法人向け)に関する能力をさらに必要としている」。騰訊控股(テンセント)の馬化...
日本経済新聞社は、中国をはじめアジアの新興企業の情報に強みをもつスタートアップ情報サイト「36Kr」を運営する36Krホールディングスに出資しています。 このコラムでは同サイトが発行するスタートアップやテクノロジーに関する日本語記事を日経電子版に週2回掲載し、中国における最新の技術発展を追いながら中国の経済成長動向や今後の見通しについてお伝えします。