朝ドラ「エール」モデルの古関裕而、茨城・阿見町に縁 おい「励ましの気持ち知って」

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作曲家の古関裕而さん=1952年10月撮影
作曲家の古関裕而さん=1952年10月撮影

 放送中のNHK連続テレビ小説「エール」主人公のモデルとなった作曲家・古関裕而(1909~89年)と茨城県阿見町とのつながりが静かに続いている。同町に暮らすおい、古関隆太郎さん(74)は「阿見町と伯父の関係は深い。もっと多くの人に古関裕而を知ってほしい」と話す。【森永亨】

 「エール」では海軍飛行予科練習部、通称「予科練」が設置されていた阿見町も舞台になっている。裕而は43年、予科練を描いた映画「決戦の大空へ」の主題歌を作曲するため、一日入隊。自伝「鐘よ鳴り響け」で、少年たちのまなざしに「打たれるものがあった」と振り返っている。

 裕而の弟で隆太郎さんの父、弘之さんが、老後のすみかとして阿見町に移り住んだのは75年ごろ。隆太郎さんによると、裕而と町の縁は知らないまま、「たまたま不動産屋に勧誘されて」決めたという。

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