コカ・コーラボトラーズジャパンが製造する「檸檬堂」シリーズの「定番レモン」

コカ・コーラボトラーズジャパンが製造する「檸檬堂」シリーズの「定番レモン」

 コカ・コーラボトラーズジャパンは26日、京都工場(京都府久御山町)で缶酎ハイ「檸檬堂(れもんどう)」シリーズの製造を開始したと発表した。新設備の導入により年間7200万本(300万ケース)の製造が可能となり、西日本エリアでの安定した製造供給につなげる狙いがある。

 同シリーズは昨年10月、全国で販売開始。想定よりも販売が伸び、今年1月には一時出荷を休止していた。今年上半期(1~6月)の出荷数は1億本を超えており、安定した供給体制の構築が急務だった。京都工場は、檸檬堂を製造する直営工場として埼玉工場に次ぐ2カ所目。檸檬堂はコカ・コーラグループが自社ブランドとして初めて手掛けるアルコール飲料。4種類の味に応じてアルコール度数が3~9%と幅がある。