国民民主党の玉木雄一郎代表は16日、発足から1カ月を迎えた菅義偉(すが・よしひで)政権について「不妊治療の保険適用など個別の政策課題にスピード感を持って取り組んでいる姿勢は評価したい」とするコメントを発表した。
玉木氏は一方で、「経済政策や外交安全保障政策の方向性がいまだに見えず、これこそ総合的、俯瞰(ふかん)的な国家戦略を早く示してほしい」と注文を付けた。
政府による日本学術会議の新会員の任命見送りをめぐっては「任命を拒否したことについては納得できる説明が行われておらず、説明責任を果たすべきだ」と主張した。