立民・福山幹事長「あれだけ改憲議論しても盛り上がらず」

立憲民主党・福山哲郎幹事長(春名中撮影)
立憲民主党・福山哲郎幹事長(春名中撮影)

 立憲民主党の福山哲郎幹事長は13日の記者会見で、自民党が4項目の憲法改正の条文案を取りまとめるべく議論を加速化させたことに関連し、「安倍晋三政権の下であれだけ議論したにもかかわらず、憲法改正について国民的な盛り上がりはなかった」と語り、国会での改憲議論は急ぐ状況にはないとの認識を示した。

 福山氏は「国民の中で憲法改正に対する声が本格的に上がらなかった結果、(議論が)前に進まなかった」と主張。「与野党が議論できる環境を整えることが与党や政府の責任だ。これまでは環境が整っていない」と改めて慎重論を述べた。

会員限定記事会員サービス詳細