マリオット「道の駅ホテル」第1弾、岐阜県に開業
米ホテル大手のマリオット・インターナショナルと積水ハウスは6日、「道の駅」併設型ホテルの第1弾を岐阜県内に2カ所オープンした。「フェアフィールド・バイ・マリオット」のブランドで、宿泊に特化。地元と連携し、食事や買い物は道の駅の利用を促す。積水ハウスの仲井嘉浩社長は「消費を生み、地域活性化を狙う」と話す。
この日開業したのは美濃加茂市の道の駅「みのかも」と美濃市の「美濃にわか茶屋」。続いて中部地方では9日に郡上市の「古今伝授の里やまと」、12日に三重県御浜町の「パーク七里御浜」にオープンする。2025年までに25道府県で展開する方針だ。
新型コロナウイルスの影響はあるものの、国内旅行で道の駅巡りは人気がある。岐阜県には50以上の道の駅があり、北海道に次いで全国の都道府県で2番目に多い。古田肇知事は「新たな広域観光をつくっていけたら」と話している。