姫路市を巡る「2020年問題」決着 特殊構造の床が解決のカギ
毎日新聞
2020/10/3 08:00(最終更新 10/9 16:50)
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東京オリンピック・パラリンピックの1年延期により、東京から約500キロ離れた兵庫県姫路市に降ってわいた「2020年問題」が解決した。解決の鍵は、ある特殊な「床」にあった。【真下信幸】
姫路市の2020年問題をおさらいしておきたい。東京パラリンピックに開催国枠で出場が決まっているシッティングバレーボールの女子日本代表は、姫路市役所の北別館を強化拠点として利用しており、国のナショナルトレーニングセンター(NTC)競技別強化拠点にも指定されていた。ところが、この施設は築30年に迫って老朽化が著しく、市は今年8月から改修工事を計画。東京大会が予定通り開催されていれば問題なかったが、延期で改修工事が大会前になってしまった。シッティングバレーは大会直前に強化拠点を失う事態になった。
市と日本パラバレーボール協会は代替施設探しに奔走した。日本代表チームにとどまってほしい市と、チームドクターら関係者が関西圏に多いことから引き続き姫路市に拠点を置きたい協会の意向が一致したためだ。
代替施設は、思わぬ存在を手がかりに見つかった。それは…
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