「見続ける ブルーライトが 目にいたい」 「コロナ川柳」関大生が詠む悲哀

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 「見続ける ブルーライトが 目にいたい」「新習慣 授業の前の 部屋掃除」――。新型コロナウイルスの感染拡大で、各地の大学ではインターネットを介した遠隔講義を実施した。関西大(大阪府吹田市)の学生たちは、普段とは異なるキャンパスライフを五七五の川柳で表現した。直接的な人との関わりが少なくなり、パソコンなどのモニター越しとなった「新しい生活」への戸惑いや不安を、笑いや風刺を交えつつ、軽妙なリズムで言葉に乗せた。

 関大では全13学部と大学院全15研究科で、4月20日から原則インターネットを使った遠隔授業を開始した。学生同士のピアサポート(仲間による支え合い)として設置された「オンライン相談窓口」には、リポートの書き方やネット環境、課外活動に関することなど、6月8日から7月22日までの約1カ月半で789件の相談が寄せられた。春学期の遠隔授業を振り返る一環で、相談対応を担当した学生25人に「川柳」の作成を依頼…

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