「親の介護にも予行練習必要」 予備軍にアドバイザーが出前講座 長野
毎日新聞
2020/9/11 10:03(最終更新 9/11 10:03)
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「介護が必要な事態が突然起きても慌てないように、今から準備をしてほしい」――。長野県麻績村の行政書士で「シングル介護アドバイザー」、飯森美代子さん(56)が、介護者予備軍に当たる人のために、地域や企業などに出向く「出前講座」の勉強会開催を呼び掛けている。【武田博仁】
少子高齢化が進む昨今、親や配偶者の介護に直面する可能性は多くの人にある。だが、準備もなしにそういう事態を迎えれば、対応は右往左往して混乱しがちだ。飯森さんは「それでは遅過ぎる。防災訓練や就職活動と同様、介護も予行演習が必要だ」と訴える。
勉強会では、介護が突然降りかかる事例をシミュレーションし、現在の自らの対応力を知ってもらう。例えば「独り暮らしの高齢の親が突然倒れ、近所の人が発見。運ばれた病院から電話が来た」――などのケースだ。
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