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厚生労働省は4日、認可保育所などに申し込んでも入れない待機児童の数が、今年4月1日時点で前年より4333人少ない1万2439人だったと発表した。減少は3年連続で、1994年の調査開始以来、過去最少。一方、政府が掲げてきた「2020年度末までに待機児童ゼロ」の目標は達成が困難な情勢だ。
認可保育所などへの利用申込者数は4月時点で約284万2000人(前年比約5万8000人増)。保育の総定員数は前年から約7万8000人分を増やし、約304万8000人。定員がニーズを上回ってはいるが、需給のミスマッチが続く。全市区町村の約8割にあたる1341自治体で待機児童ゼロだが、約6割の待機児童は都市部に集中し、最多は東京都(2343…
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