笹生優花が2戦連続優勝、女子ゴルフ・ニトリレディス

2020年8月31日 07:00

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 北海道・小樽CCで行われていたゴルフの今季国内女子ツアー3戦目・ニトリレディスは30日、最終日を迎えた。終日、雨が降り続ける中、12アンダーの単独首位でスタートした19歳の新人・笹生優花と、1打差で追う黄金世代・小祝さくらの一騎打ちとなった。

 前半は競り合いを見せたが、後半に小祝がスコアを伸ばし切れず、笹生がこの日を1アンダーでフィニッシュ、トータル13アンダーで、2戦連続の優勝を飾った。10代の2戦連続優勝は、1988年のツアー制施行後では宮里藍、畑岡奈紗に次ぎ3人目、ツアー初優勝から2戦連続優勝は4人目となる。

 笹生は2番でラフからの第2打が木の枝に引っ掛かり池に入れ、ダブルボギーとするも、3番では小祝がショートパットを外しボギーとして、10アンダーで並ぶ。4番で共にロングパットを沈めるバーディ、笹生は6番、7番、9番とバーディを重ねるも小祝も7番、9番をバーディとして離されない。

 11番は共にボギーとするも、笹生は12番でアプローチを直接沈めるバーディを奪い、2打差に突き放す。小祝は13番、14番とバーディチャンスが続くも、いずれもパットが僅かに届かず沈め切れない。15番で笹生は第1打を左に曲げてボギーとするも、小祝もパーパットを僅かに外しボギーと差を縮められない。

 16番で笹生は第1打を右に曲げるもパーセーブするが、小祝は再びパーパットを僅かに外しボギーとして3打差となる。小祝は17番でバーディを奪い2打差に戻すも、このままトータル11アンダーの2位に終わった。

 最終組でスタートしたアマチュアの六車日那乃は、この日は10オーバーと崩れ、トータル2オーバーで19位タイに終わった。

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