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菅義偉官房長官(71)は、辞任表明した安倍晋三首相(自民党総裁)の後継を決める総裁選に立候補する意向を固めた。こうした意向を二階俊博幹事長らに伝えた。複数の自民党関係者が30日、明らかにした。菅氏は9月1日以降に出馬の意向を表明する方向で、二階派は菅氏を支援する方針。党内に待望論のある菅氏の立候補は他派閥の動向にも影響を与えそうだ。
二階派は所属議員47人の党内第4派閥。第2派閥の竹下派(54人)も30日、菅氏を支持する調整に入った他、最大派閥で安倍首相の出身派閥の細田派(98人)、竹下派と並ぶ第2派閥の麻生派(54人)などからも菅氏を支持する声が上がり始めている。
関係者によると、菅氏は29日、東京都内で二階氏と会談し、総裁選での支援を要請した。二階氏は「頑張ってください」と伝えたという。会談には森山裕国対委員長も同席した。
二階氏は28日の党役員会で総裁選の実施方式などの対応を一任されており、二階派内には「党内をまとめる立場にある」(幹部)ため、総裁選の詳細が決まる前に態度を決めることに慎重な意見もあった。だが、同派関係者によると、二階氏は29日…
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