米起業支援機関 10月、東京に拠点開設

 世界最大級の起業支援機関である米ケンブリッジ・イノベーション・センター(CIC、マサチューセッツ州)は26日、初の日本での起業家支援拠点を10月1日、虎ノ門ヒルズビジネスタワー(東京都港区)の15、16階に開設すると発表した。

 2フロア合わせて約6千平方メートルの空間に起業家向けの共同オフィスなどを用意する。運営は日本法人であるCICジャパン(同区)が担う。起業支援を手がけるフォースタートアップスと組んで、法務などの経営に精通した人材を融通し、ベンチャー企業の成長を支える。

 環境・エネルギー、スポーツ、ライフサイエンス(生命科学)などの分野ごとにテーマを設け、大企業の新規事業担当者や研究開発担当者らとの交流イベントなども計画している。毎週木曜日に開催している起業家向けのイベント「ベンチャーカフェ東京」もこの拠点で活動を続ける。

会員限定記事会員サービス詳細