【全文訳】2020大統領選 ミシェル・オバマが放った冷静かつ激烈なスピーチ
ELLE
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注目のコメント
これが通常の、数万の支持者を集めた党大会の会場で放たれたスピーチなら、間違いなく地響きのような歓声と拍手がわき起こったことでしょう。そしてそのシーンが全米に放映され、YouTubeで流れることでそのインパクトが有権者の投票行動を左右したかもしれません。しかし今年の淡々としたオンラインの党大会で、その熱狂がみられなかったのが残念。
ミシェル・オバマの演説の日本語訳。録画だったので新型コロナウイルスの死者が15万人(今は17万人)となっているが、トランプはそこを批判。これだけ急速に死者が増えているのは誰のせいなのかも考えずに…。
トランプ政権の政策全てに賛同するわけではありませんが、トランプ政権以降、賃金率が上がり失業率も下がっていたことは事実です。日本も対米輸出が伸び、日本経済にとっては少なからず好影響を働かせていたことも統計上の事実です。
コロナの初動や対応を誤ったとして、国のトップが非難されているのは米国に限りません。
選挙戦なのでしょうがないですが、「これはありのままの事実なのです」と書きながらも、ファクトフルネスが非常に不十分なのは残念です。
これまでの民主党は協調や調整を重んじ、周りの国からすると良きお兄さんだが一見軟弱。一方の共和党は自我と交渉を重んじ、周りからすれば利害が合えば良きパートナー、合わなければエネミーで怖い存在。
どちらが大統領についたとしても対中国政策が大きく変わるとは思えませんが、いま混沌としている世界情勢の中で、民主党で本当に乗り越えられるのか、個人的には不安です。