三菱自の発言力低下に懸念の声 15年間かじ取り担った益子会長が退任

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益子修社長=東京都港区で、松倉佑輔撮影
益子修社長=東京都港区で、松倉佑輔撮影

 三菱自動車は7日、約15年にわたって経営を率いた益子修会長(71)が健康上の理由で同日付で退任したと発表した。益子氏は特別顧問に就任し、会長職は加藤隆雄最高経営責任者(CEO)=58=が代行する。日産自動車・ルノーとの提携で主導的な役割を果たした益子氏が一線から退くことで、3社連合での発言力低下を懸念する声も出ている。

 三菱自は7月に工場閉鎖などを含む中期経営計画を公表。再建に向け「一定の道筋を示せた。治療に専念したい」と、本人から申し出があったという。

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