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フェアリージャパン(体操)|東京オリンピック

通称「フェアリージャパン」。コロナ前は年間350日の共同生活を送り、高難度でも息のあった演技を磨いてきた

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声は出せないけど…新体操フェアリージャパンが練習公開「メンバーのありがたみ実感」

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バレエのレッスンをする新体操日本代表「フェアリージャパンPOLA」のメンバー=東京都北区の国立スポーツ科学センターで2020年7月、日本体操協会提供
バレエのレッスンをする新体操日本代表「フェアリージャパンPOLA」のメンバー=東京都北区の国立スポーツ科学センターで2020年7月、日本体操協会提供

 日本体操協会は7日、新体操の日本代表「フェアリージャパンPOLA」の練習動画や選手のコメントを公開した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令中、共同生活を送ってきた団体メンバーは一時解散を余儀なくされた。主将の杉本早裕吏(さゆり、24歳)=トヨタ自動車=は「寂しかったけど、離れてメンバーのありがたみをすごく感じた期間だった」と振り返り、仲間の大切さを再確認しながら練習に励んでいる。

 この日は、延期前の東京オリンピックの日程では競技初日だったこともあり、報道陣に練習の様子を公開した。団体メンバーは年間350日に及ぶ共同生活と練習量で力を伸ばしてきた。しかし、コロナの影響で4月から2カ月間、それぞれの地元に戻った。その期間も選手たちはオンラインでの練習や誕生日の選手を全員で祝うなどして、コミュニケーションを取ることを怠らなかったという。

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