赤羽国交相、GoTo予約キャンセル料補償を発表　わずか4日で方針撤回

　赤羽一嘉国土交通相は21日の閣議後記者会見で、22日に始める旅行需要喚起策「Go　Toトラベル」事業について、東京都内への旅行や都在住者の旅行を対象外としたことで生じた予約のキャンセル料を補償すると発表した。対象となるのは、22日からの開始を発表した10日から、東京除外を正式に発表した17日までに利用者が行った予約になる。

　該当する予約については、予約した人がキャンセル料を支払わなくてもいいように旅行業者に周知する。既にキャンセル料を支払っている場合は業者に返金するよう求め、業者側に生じた損害分を政府が補償する。赤羽氏は17日の会見で政府として予約のキャンセル料を補償しない方針を表明したばかりで、わずか4日で撤回した。