米投資ファンド、JR九州に社外取締役3人選任を株主提案 不動産収益情報の開示も

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JR九州のロゴマーク=福岡市博多区で2020年6月2日、石田宗久撮影
JR九州のロゴマーク=福岡市博多区で2020年6月2日、石田宗久撮影

 「物言う株主」として知られる米投資ファンドが、23日に開かれるJR九州の株主総会で、独自の社外取締役候補3人の選任などを求めて株主提案している。このファンドの株主提案は2019年に続いて2度目だが、JR九州側は「選任は必要ない」などとして反対を取締役会で決議。ファンド側は「JR九州の取締役会は適切なガバナンス(企業統治)に欠けている」と批判し、再び対立する構図となっている。【石田宗久】

 このファンドは、JR九州の株式約6%を保有する大株主のファーツリー・パートナーズ。「現経営陣は不動産投資の経験に乏しい」「説明責任も果たしていない」として、不動産投資の専門家3人を社外取締役に選任するよう提案しているほか、JR九州が保有する不動産の収益情報の開示を求めている。

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