黒川氏辞任、官邸よりマスコミのほうが検察と「密です」の衝撃

噴き出す検察庁の闇

ようやく光明が見えてきた

本コラムは5月25日の朝に公開されるが、同日中に、首都圏の1都3県及び北海道の緊急事態宣言が解除される方針だ。すでに政府は新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく緊急事態宣言を、21日、大阪、京都、兵庫の関西2府1県で解除した。

こうした動きは、本コラムの読者であれば想定内だろう。これまで筆者は、数理モデルに基づく新規感染者数を3月下旬から毎週公表してきているが、ほぼその予測通りに、現実が推移してきたからだ。今回で予測の公表はその役割を終える。

 

ある読者から、本コラムで毎週出される筆者の予測をビジネス上の参考にしたという声をいただいた。著者としてもこれ以上の喜びはない。

ただしもちろん、これは「第一波」の予測であり、今後「第二波」が絶対に来ないとはいえない。というか、これから国内での経済活動がさかんになって人の移動が自由になると、潜在的なウイルス保有者からの再感染拡大も予想される。

さらに、海外との移動の禁止が解除されると、海外要因での感染者増加もあるだろう。これらは、かなりの確率で起こりうることを留意しておかなければならない。うがい・手洗い・マスク着用、ソーシャルディスタンスの確保などが、今後の再感染拡大のカギを握っているだろう。

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