環境汚染や花粉症の対策にくわえ、ウイルス感染予防にも必要不可欠なサバイバル・アイテムとなったマスク。その需要の高騰にともない、各ブランドから多種多様なマスクが発売されている。
最初に紹介するのは、スウェーデン生まれの高機能マスク「エリナム」。5層の高性能フィルターがPM2.5や黄砂、花粉、細菌などの大気汚染やウイルスを98%カットして守ってくれる。ふたつの呼気バルブがスムーズに息を排出、マスク特有の息苦しさも解消できるという。
つぎに紹介するのは、オーガニックコットンでできた「スキンアウェア」のマスク。3年以上、農薬や化学肥料を使用していない土地で作られたオーガニックコットンのみを使用する。長時間肌に触れるものだから、石油由来の化学繊維ではないサステイナブルな選択肢は嬉しい。
ランジェリーブランドの「バサラ」からは最上級のシルク素材を使用したマスクが登場。冬は暖かく、夏は涼しく汗をしっかり吸い取り放出するシルク素材は、菌の増殖を抑える高い静菌性も備えているという。
デニム製マスクが話題の「ピロレーシング」は元全日本F3ドライバーの長屋宏和によるブランド。岡山県・児島のデニム生地がカジュアルなクール感を演出する。ストレッチのきいた抜群のフィット感も人気の理由。
ファッションデザイナー丸山敬太による「KEITA MARUYAMA」のリネン製のファッションマスクはカラフル! プリント素材の残布や端切れを再利用している。ほかにも虎や花鳥、サーカスなど楽しいものが揃う。
最後はレザーブランド「エスファクトリー」のレザー製マスク。牛革をパンチングしたなんともパンクなデザイン! ガーゼを入れて防御機能をアップさせよう。
ファッションを毎日着替えるように、その日の気分でマスクも着替える日もそう遠くはない?
Photos 木村辰郎 Tatsuro Kimura
Styling CODAN
Words 高田景太 Keita Takada@GQ