東京大学経済学部(マクロ経済理論及び経営戦略論専攻)を卒業後、マッキンゼー&カンパニー入社。1988年独立、経営コンサルティング会社XEEDを設立。幅広い分野における戦略系コンサルティングの第一人者として活躍を続ける一方、明快で斬新なビジョンを提起するソシオエコノミストとしても注目されている。また執筆してきた著作は経営コンサルタント必読のテキストとして評価が高い。
高度経済成長時代に有効な経営戦略と、IT化・成熟化が進んだ現代のそれは、戦略の力点も戦略立案の方法論も根本的に異なる。そうした経営戦略の変化に対応して、ビジネスパーソンに求められる資質やスキルも大きく変化している。
本ゼミではまず、経営戦略という概念が誕生した1960年代以来、今日までの経営戦略理論の発展の流れを体系的に紹介する。その上で、現実的に有効な経営戦略の立案と執行について学ぶ。
そして、「理論と現実のギャップ」といった複雑で多様な側面にも光を当て、実際の企業戦略のケース、経営コンサルティングの現場のリアルまで紹介しながら、経営戦略の生の姿を理解していただく。
さらに、今日の企業経営において戦略活動をリードしていく人材に求められる資質を提示し、それを開発していくためのフレームワークを解説する。
第5〜6回では、自分自身の資質・スキル分析を行い、成長課題設定とスキル開発のための施策計画を立案していただく。 このステップの前には、受講態度や課題を鑑みて、選考を実施する。またこのステップは、個人別のコーチング/アドバイスのスタイルで行う。
ゼミを受講する上で、下記の書籍をあわせてお読みいただくとより理解を深めることができます。
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