ＢＴＳ、アジア人への人種差別に反対 自らの体験も告白
人気Ｋ－ＰＯＰグループ「防弾少年団（ＢＴＳ）」は３０日、アジア人に対する人種差別の撲滅を訴えるメッセージをツイッターで公開した。ソウルで昨年１１月撮影（２０２１年 ロイター/HEO RAN）
［ソウル ３０日 ロイター］ - 人気Ｋ－ＰＯＰグループ「防弾少年団（ＢＴＳ）」は３０日、アジア人に対する人種差別の撲滅を訴えるメッセージをツイッターで公開した。
投稿では冒頭に「愛する人を失った人々への深い哀悼の意」を表明。米ジョージア州アトランタでアジア系６人が死亡した今月１６日の銃乱射事件に言及したとみられる。
その上で、「今起きていることは、アジア人としての私たちのアイデンティティーと切り離すことはできない」とし、暴力を非難し、人種差別に反対すると強調した。
また、自分たちも暴言に耐えたり、見た目を笑われたり、アジア人がなぜ英語を話すのかと聞かれたりと、人種差別的な扱いに直面したと明かした。
ＢＴＳは昨年、人種差別に反対する「ブラック・ライブズ・マター（黒人の命は大切）」運動を支援するため、１００万ドルの寄付を行った。
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