【佐藤優】古典は超一流の教科書。読書をしても教養が身に付かない人に足りない行動とは?

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「教養とは身に付けようと思って、身に付くものではない。義務で学ぶことは道具としての知識にしかならない」。佐藤優さんの言葉に、納得をしつつも、少しがっかりするシマオ。では、自分を少しでも成長させるためにできることは何なのか? シマオは佐藤さんに教養につながる学び方を聞く。

教養には「他者」の存在が必要になる

シマオ:先日のお話で、「教養とは何か」ということを詳しく教えてもらいました。教養は単なる知識とは違って、身に付けようとして身に付くものではない、というお話でしたよね。

佐藤さん:そうです。

シマオ:それは分かった上で、あえてお聞きしたいんですが、教養に結びつくような日々の学び方があるなら、ぜひ教えてください!

佐藤さん:それは簡単で、一言でいえば本を読み、それについて人と会ってよく話すことです。

シマオ:へえ……。意外と普通ですね。

佐藤さん:教養人というのは、ニアリーイコールで読書人ということ。本を読まない教養人というのは絶対にいない訳です。ですから、一般の人が教養を身に付けるができるようなったことと、印刷技術は深く関係しています。

シマオ:普通の人でも本を買えるようになった。

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