福知山線脱線12年

遺族ら現場で黙とう 尼崎

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事故現場付近で献花するJR西日本の来島達夫社長(中央)ら=兵庫県尼崎市で2017年4月25日午前6時41分、川平愛撮影
事故現場付近で献花するJR西日本の来島達夫社長(中央)ら=兵庫県尼崎市で2017年4月25日午前6時41分、川平愛撮影

 兵庫県尼崎市で2005年4月、乗客106人と運転士(当時23歳)が死亡、562人が負傷したJR福知山線脱線事故は25日、発生12年を迎えた。JR西日本の歴代社長の刑事責任を問う裁判や、再発防止の議論は今も続いている。悲しみの癒えぬ遺族らは、事故現場や追悼慰霊式で犠牲者の冥福を祈り、事故発生時刻の午前9時18分、黙とうをささげた。

 事故は、尼崎市の福知山線塚口-尼崎間で発生。快速電車(7両編成)が制限時速70キロの右カーブ(半径304メートル)に約116キロで進入し、一部が脱線して線路脇の9階建てマンションに激突した。

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