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障害者の視点からダイバーシティ&インクルージョンの推進を行う「ミライロ」が2億8,000万円の資金調達を実施
垣内 俊哉株式会社ミライロ 代表取締役社長
ミライロが掲げるバリアバリューの実現に向け、心強い応援団が集まりました!!
創業から今日まで、十分な成果は得られていないかもしれませんが、多くの人、企業からたくさんの共感を寄せて頂いたことはミライロの誇りです。これまでを振り返るとほんの少し波乱万丈でした。いろんなものがこみ上げて昨晩はちょっと泣きました。
2009年:大学2回生で創業。会社設立1年目の売上は126万円。副社長との極貧ルームシェアは4年に及ぶ。
2010年:飛び込み営業ハイ。結局、大きな仕事には繋がらなかったものの、身体と精神は鍛え上げられた。
2011年:初めてのテレビ取材。オフィスはアパートの一室につき、お風呂場が映らないように全力で工夫した。
2013年:武道館でのプレゼン。「現金よりも雇用を生む仕事」と賞金を辞退したことがプチ武勇伝になった。
2013年:手術の影響で心肺停止。三途の川がバリアフリーでなかったため、奇跡的に生還し、数ヶ月後に復帰。
2014年:単身東京へ。すきま風が強烈かつバリアフリー要素ゼロのおんぼろアパートで数年を耐え忍ぶ。
2016年:Bmapsが全国メディアで取り上げられる。初の書籍出版が大変過ぎて、もう書かないことを心に誓う。
2016年:創業から3度目の長期入院。治りが悪く、薬も効かず、無理やり退院して仕事を再開。結果、なぜか治る。
2018年:ガイアの夜明けをはじめ、長期取材のオンパレード。放送を見て、ハゲが進行していることを認識する。
2018年:週末はルノアールかコメダに籠もり、ミライロIDのデザインやモックアップの制作に没頭。ゾーンに入る。
2019年:ミライロIDに全集中。Twitterやストアレビューの辛辣な声に胸を痛めるも、ハゲは少しずつ改善に向かう。
2020年:コロナ禍で打撃を受けるも、みんなの奮闘により嵐を乗り越える。メディア露出の機会も過去最多になる。
ユニバーサルマナー検定の受講、ユニバーサルデザインの推進、ミライロリサーチの活用、ミライロコネクトやミライロIDの導入、Bmapsへの協賛、ミライロハウスへの出店など、取り組みを進めて下さったパートナー企業の皆さんに心から感謝しています!
僕らの新たな10年が始まります!皆さん、これからもミライロを応援してください。見守ってください。もっともっと頑張ります!!
視覚障害者転落事故:都内55駅「危険」 日盲連アンケ
垣内 俊哉株式会社ミライロ 代表取締役社長
事故に関して様々な方面から検証が進んでいますが、ハード・ソフトの両面の改善が述べられていることが良いと思います。視覚障害者の37%がホームへの転落経験があることを考えると、誰もが安心して暮らせる社会の実現のために改善は急務です。
一方で単純に駅員を増員すれば良い、声をかける回数を増やせば良いという訳ではありません。例えば視覚障害者に「危ないですよ」と声をかけても、それが自分のことだと認識するのは困難な場合があります。弊社の全盲の社員は、対応研修で「一言声をかけた後に、軽く腕の触れてください」とお伝えしています。
駅員だけではなく、一般利用客に協力を促すこと、つまり皆が相手の立場になって気軽にサポートを申し出ることができる文化も必要と考えます。その勇気を出すためには、適切なコミュニケーション方法を知ることが求められます。
NHK、パラリンピックを体験できるVR映像を公開
垣内 俊哉株式会社ミライロ 代表取締役社長
パラスポーツの魅力は、自身が同じ状況で同じ競技をやってみないと伝わらないと考えています。車いすバスケは、目線の高さが約110cmにも関わらず、ゴールの高さは通常と同じ3m。腕力だけで3mもの高さへシュートする難しさは、車いすに乗ったことがある人だけが知っています。
同じ体験をすることで魅力を伝えるという観点では、素晴らしい取り組みです。さりげなく設置されているVRゴーグルモードでは、立体視もできるので更に臨場感が伝わります。
史上もっとも売れたとされるロンドン大会のチケット販売数は270万枚。リオ大会では終盤のまとめ買いによる追い上げもあり200万枚超となっています。東京大会で記録を塗り替えるための、一つのきっかけになればと思います。
【東京五輪】車イスに冷たい施設・交通機関…車いす席数を増やす秘策はあるか?
垣内 俊哉株式会社ミライロ 代表取締役社長
いよいよ来週からパラリンピックが始まります!私もリオの競技場や街を視察します。競技場の車いす席の設置比率基準は、オリンピックが0.75%。パラリンピックが1.0%。車いす競技が1.2%です。日本人口の6%が障害者、27%が高齢者であることを考えると、現状の基準をクリアするだけでは不十分です。
できるだけ費用と時間をかけず、バリアフリー化を進めることが最優先です。サンフランシスコの球場では車いす専用席にするのではなく、椅子の取り外しにより、車いす利用者やベビーカー利用者、健常者の使い分けを可能にしています。
設備面のバリアフリー化に投資する一方で、接客面や情報発信面によるサポートも不足しています。コストを最低限に抑え、適切な対応を心得たスタッフの拡充や、設備やサポートの有無の情報発信なども求められると考えます。
【エマトピ】進む少子高齢化に商機?(タイ)
垣内 俊哉株式会社ミライロ 代表取締役社長
日本では4人に1人が高齢者であり、2030年にはタイも同じ水準、つまり日本と同じ超高齢社会となります。日本のノウハウやユニバーサルデザインを取り入れた設備・製品は、タイのみならず今後アジア全体からお手本にされるでしょう。
私も昨年、出張でタイとミャンマーに赴きました。著しく進む経済発展の一方で、バリアフリー化はまだ十分ではなく、久しぶりに「歩けない」ことを辛いと感じました。足が不自由であるため、バス移動の際トイレにへ行かなくても良いように、2日間飲まず食わずで講演会に来てくれた女性もいました。
高齢者や障害者、誰もが生きていて辛いと思うことなく暮らせる社会を、日本から世界へと発信していきたいと考えます。
【障害者ホーム転落死】東京メトロのホームドア導入はなぜ路線によって格差があるのか? 丸の内線=全駅 銀座線=1駅 半蔵門線=0駅
垣内 俊哉株式会社ミライロ 代表取締役社長
痛ましい事故を残念に思うとともに、誰もが命の危険を感じることなく過ごせる環境の整備が急務と感じます。
日本国内の駅の80%は現在バリアフリー化されており、これは世界中でも非常に高い水準となっています。これは同時に、エレベーターやスロープ設置だけではなく、さらに安全性と多様化への対応を高めていく土壌があるということです。
解決策はホームドアのみに留まりません。現場では点字ブロックが柱の一部に重なっていたことやホームの狭さなど複数の問題がありました。駅員や周りの人々の声かけなど「人の力」による安全確保も可能です。障害者だけではなく、高齢者やベビーカーを利用する方など、多様な方々の命を守るために、ハード面・ソフト面の整備の再考が必要です。
京成バス、千葉県でリフト付き高速バスの実証運行−バリアフリー対応強化
垣内 俊哉株式会社ミライロ 代表取締役社長
バスは鉄道に比べ目的地に直接到着するため、高齢者の利用頻度が高い移動手段です。目的にアクセスしやすいことは、車いす利用者にも求められていることですが、構造上、高床式であるリムジンバスはノンステップ対応が難しいという現状がありました。
現在、国内を走る路線バスの内ノンステップ対応は35%。この10年間で10倍以上増え、2020年までに70%まで伸ばすことが目標とされています。リムジンバスにおける対応も後に続いて広がって欲しいと願います。
ただし、このようなバスは台数が限られていたり、事前予約が必要といった不便さが残ります。2020年に向けた整備として交通機関はもちろん、ICTを活用した情報案内や連絡など、最先端の技術・情報の連携も必要と感じています。
トイレ、LGBTに配慮 リクシルが東京五輪に向け設計助言
垣内 俊哉株式会社ミライロ 代表取締役社長
LGBTなど性的マイノリティーに該当する人は、13人に1人いると言われています。トイレは日常で必ず使用する設備であるからこそ、配慮が求められます。
LGBTの方々に限らず、トイレにおける配慮は多様化が進みます。車いすやベビーカー利用者、人工肛門・膀胱を装着している方、補助犬やサポートが必要な家族と一緒に利用したい方など様々です。記事では個室の増設だけではなく、ついたてなど既存の設備を活かしながら低コストで導入できる提案が含まれているのも良いですね。
現在開催中のリオ五輪は歴代でもっともLGBTの方々に寛容であり、カミングアウトした選手も最多と報道されています。2020年、東京で彼らをどのように迎え入れるのか、世界中が注目していると言えるでしょう。
社説/一歩先行く高齢者ビジネス−課題を抱えた北九州市にチャンス
垣内 俊哉株式会社ミライロ 代表取締役社長
私も年に何度か足を運びますが、北九州市では65歳以上の高齢者人口が28%超と、日本のみならず世界的に見ても高齢化率が高い都市です。重い課題と捉えられてきましたが、あえて価値に、ビジネスチャンスに変えようという動きに期待が持てます。
注目すべきは、どこか一業種が飛び抜けているのではなく記事の例のようにタクシー業界と地域住民の連携、教育機関と介護現場での連携など、同時多発的に周囲を巻き込み全国初の取り組みを始められていること。
日本に次いで、韓国やシンガポールなどの東アジアは急激に高齢化が進みます。北九州での成功事例が、日本へ、世界へ広まってほしいです。
聴覚障害者が居酒屋の予約を断られた ろうあ団体抗議に「店が悪いとは思えない」の声が
垣内 俊哉株式会社ミライロ 代表取締役社長
残念な対応ではあるものの「どう接したらいいか分からず、失礼にあたるのでお断りした」という店舗側の説明を見ると、ある意味で仕方の無い経緯かもしれません。内閣府の調査によると、困っている障害者をサポートできない理由の1位が「接し方や方法がわからない(57%)」となっています。この店舗に限らず、多くの方が感じている葛藤です。
商売である以上、店舗側の対応には限界が生じます。しかしそこで断るのではなく「選択肢を提供すること」が重要です。手話ができないから入店を断るのではなく、筆談やメニューの指差し、事前に注文を聞くなど、選択肢は沢山あります。事情を伝えた上で「このような状況で、何かお手伝いできることはありますか?」と尋ねるのも一つの方法です。
以前からこのような問題は頻出していましたが、今年4月に障害者差別解消法が施行されて以降、より明るみにでやすくなりました。店舗側と利用者側、どちらにも歩み寄りとマナーの浸透が必要であると考えます。
NORMAL
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