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曙ブレーキ、検査データを改ざん 11万4千件、2001年から
共同通信
か ず自動車業界 品質保証本部→医療機器業界 SCM
可哀想に。(改ざんは当然ダメなことだけど。) この一件で別の(ブレーキとは関係ない)部品メーカーへも水平展開がされて、さらに自動車業界のサプライチェーンのピラミッドの2段目以降(Tiar1含むそれ以降)は完成車メーカーからの「問題があってからじゃ遅いから、同様の案件が起こらないように管理して!監査しに行くからね!」と丸投げされるんだろうなぁ。 そして、出来てなかったらボロクソに言われ、コストカットか設備投資、最終的にはチャージバックを求められる。 どちらにしても完成車メーカーには何の痛みもなく、仕入先に負担を負わせるんだろうなぁ。 全ては完成車メーカーからの滅茶苦茶な規格やら手法の押し付けが原因なのに。 もちろん改ざんは良くないけど、性能上問題ないのに完成車メーカーからの過剰な規格にハマらないからって理由で再試験とか8Dとかコアツールの要求なんて対応してる余裕なんて無いよってのが理由な気がする。 自動車業界のサプライチェーン管理の見直し、完成車メーカー自体のやり方の見直しが必要だと思う。 そんなヤクザ的なサプライチェーンマネジメントのされ方に嫌気をさして自動車業界を去りましたが。 Tiar1に居たのにキャパオーバーが常態化してたから、Tiar2以降は本当に地獄だと思う。 というか、可哀想な状況を見てきた。 TiarNから完成車メーカーへの説明の際には国会討論の準備くらい無駄に資料を準備して、ほとんど使わない。 その時間を品質改善や製造の歩留まりの向上に回せたらどんなに合理的な製造が出来たかと思う。 自動車の品質は優れているんじゃなくて、金をかけて人を掛けて無理矢理作り出してるハリボテなんだと思った。 もちろんそれも品質だけど、サプライチェーンの利益を無くしてまでやるんじゃなくて、過去の対策をずーっと積み重ねるんじゃなくて、合理的に肩の荷を降ろしてあげることで向上する品質もあるんじゃないかと思っている。 また、知識も経験もない仕入先に教育もせず自分たちと同じレベルを求めるのは間違っていると感じた。 お互い様で仕事をしていく業界になれば良いのに。 自動車業界のポカヨケのシステムなどは導入ハードルが低いものなんかは、どの業界も真似したほうが良いものが非常に多い。 抜き取り数と実数についても他の方が仰ってる通りだと思う。
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