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街の本屋、日本では減り続けるが…韓国では支援充実で増加傾向
読売新聞
山崎 裕介美術館業界のサラリーマン
・市場環境 書店の数は減っているが、全体の書籍市場はほぼ横ばい(https://hon.jp/news/1.0/0/38832)。ただし電子コミックの増により維持しているのが実態で紙の書籍は年々減少している。 ・書店の収支 ビジネスとしてはネットに代わる価値をもった場にしないと売上は維持できないし出版社から小売りに直接卸せるよう取次の機能をシステムに任せられないと利益は残らない(粗利ベースで10~20%程度)。店頭努力でプロモーションを行うには限界がありそう。 ・書店の現状 いまのままの利益率では生き残れないので、書店は高い利益率の商品と合わせて複合サービス化するしかない。それが今の書店のトレンドのように見える。 ・国の補助の必要性 マクロで数字を見ると多すぎた書店に自然淘汰が進んでいるだけにも見えるが、例えば京都で潰れていっている書店を個別に見ると非常にニッチな業界専門書店が含まれていたりする。その業界を育て専門紙の市場を拡げることが業界専門書店を救う道だと思うものの、高齢化するパパママストアでは新しいチャレンジも現実的にできず、店を閉じるしかないケースも少なくないように思う。望ましいのは国の税金を直接書店に払うのではなく、その現状に危機感を持つ人たちが例えば厳しい書店のプロモーションやコンサルを低価格で請け負えるプロボノ的な活動と収入確保を両立できる仕組みをつくることだと感じる。民間による公益活動の裾野を広げるためにも、そのための補助金はあっても良いように思う。
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