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「耳の穴」から脳波を取得し、点灯やチャットのトリガーに--Ear Brain Interfaceに挑む国内ベンチャー
Ryosuke Sensui株式会社TEKION Group 代表取締役
昨年からブレインテックスタートアップCyberneXのCSOを務めさせていただいております。
記事でもお話させていただきましたが、社会実装に向けて特に重要なのは、装着の簡便性です。我々はブレインテックを研究室から引っ張り出し、脳情報活用前提社会を実現したいと思います。
CyberneXの技術は長年の富士ゼロックスの研究とエンジニアリングの成果に基づいていることから、HWとしてはかなり高いレベルを実現できております。
また、リラクゼーションサロンXHOLOS麻布広尾の運営により、日々実際のお客様にご利用いただくことで、装着感などHW的な部分のみならず、体感に合うアルゴリズム開発やSW開発を高速に進めております。
我々自身、実験用として作った試作と社会で使われる前提での製品開発の壁を乗り越えていきながらこの技術が人間社会の進化に寄与できることを楽しみにしております。
サムスン、ARで紛失物を探せるトラッカー「SmartTag+」を発売へ
Ryosuke Sensui株式会社TEKION Group 代表取締役
国内スタートアップのMAMORIOは2019年からARで探す機能を実装しております。
紛失防止タグ自体は一時期数十社が参入しましたが、国内及びグローバルで存在感があるのは、Tile,Chipolo,MAMORIO,Orbitなどです。
過去No.1であったTrackRは米国でのTileとの争いに破れ既に2年ほど前にはブランドが消滅しています。
また、一時期はChipoloと連携するなど勢いがあったフランス発のWistikiも昨年コロナ始まりかけの頃に倒産しました。
ちなみにですが、UWBを活用したARで探す技術は少なくとも2017年以前にDecawaveのモジュールを使ったイスラエルのPixieが実現していました。今回のSamsungのUIはかなりコレに近い(パクり)です。
ただし、Pixieは全く使い物にならず、また基本的には音が鳴れば事足りる部分があります。
高齢者等では音の方向を認識しづらいといった課題はありますが、かといってそこまで歳を召している方がARを使いこなせるかと言うとまた難しいところ。
総評としては「中途半端」と言わざるを得ないものです。
アップル「忘れ物防止タグ」は9月発売、年内1000万台突破予測
Ryosuke Sensui株式会社TEKION Group 代表取締役
AirTagが出た瞬間、MAMORIOはAppleに5年先んじた日本のスタートアップ/チーム/メンバーになるわけで、こんなに誇らしいことはない。
マーケットも広がるし、悪いことが殆ど見当たらない。大事なのはポジショニング。
ただし最悪のパターンは、
・技術的に圧倒的に優れている
・値段が同等かそれ以上に安い
・コンセプトがTileの方向(キーファインダー/1個所有)に行かず、MAMORIO(紛失防止タグ/複数所有)方向に来る
・Androidでも使える
クラウドトラッキングは紛失防止としての本質ではないし、すれ違い情報以上に正確な情報(問い合わせ先の電話番号や営業時間など)をMAMORIO Spotが効率的に教えるから、まあそれで勝てないのは別に構わないです。
日本の落し物事情に沿ってやってくのみ。
富士フイルム、米ゼロックスと21年3月で販売提携解消
Ryosuke Sensui株式会社TEKION Group 代表取締役
僕は"Xerox"に憧れて富士ゼロックスを最初のキャリアに選んだので率直に寂しい。
新卒研修からチェスターカールソンやJ.C.ウィルソンの話を聞いて彼らのビジョンを通じてゼロックスへのロイヤリティを高められていた。
そうして語られる歴史、ビジョンの中に富士フイルムなど殆ど出てこない。
そういう感傷的なことを置いておいて、マイナス面は
・ブランド
を軸に採用面、販売面共に大きいとは思うが
あえてプラス面を挙げるとすると、富士ゼロックスの販売網は相当に強いので、うまくすると自社製品に拘らずにビジネスイノベーションの名に相応しいソリューション提供が出来る会社に化ける可能性もある。
※追記
国内の富士ゼロックス機の保守はどうなる?というコメントが散見されますが、そもそも現在、国内外のゼロックスブランドの複合機を開発しているのは日本の富士ゼロックスです。海老名や横浜で開発をし、富士ゼロックスマニュファクチャリングや富士ゼロックス深センが生産を行っているのです。
しかも、保守網は富士ゼロックスが直販の販社や県別特約店を通じて独自に提供しているので、この辺も全く問題ないです。
逆に米ゼロックスから仕入れているのは大型プロダクションプリンタのiGenシリーズなどになりますが、この辺の機会は億単位の高額な生産財なので数が出るものではなく、その上Color 1000i Pressなどのプロダクション機は富士ゼロックス製造。
インクジェットも別メーカーのOEM品であるなど、それほど問題がないのが実情です。
紛失防止デバイス「タイル」に日本での勝算はあるか?
Ryosuke Sensui株式会社TEKION Group 代表取締役
TileとMAMORIOじゃ利用用途が違うから比較されてもって感じがあるが、フランスでWistiki、アメリカでtrackR、スロベニアでChipolo等先行者が自国の市場をTileの資金力でボコボコに破壊された今、世界で唯一自国のスタートアップが戦ってる国が日本なんです。他の国は完膚なきまでに自国産業の芽が一つ潰された。
この一文が全てを物語っています。世界シェア9割取ってるアメリカ企業がが唯一取れてない市場が日本。
>現状国内では、マモリオの市場シェアが優勢だが、世界ではアメリカ発の「Tile(タイル)」が、シェアの9割を占めている。
紛失防止産業までアメリカに握られるのか?国内産業として昇華出来るのか?
今、俺達が負けたらこのジャンルからも国産ブランドが消滅して終わりなんです。
俺が何年もMAMORIO Spotに異常に拘ってるのは、ハナから落とし物防止タグ販売という局地戦ではなく、遺失物センターという社会インフラを巻き込んでアライアンスで戦うと決めたから。
俺がやりたいのは落とし物が帰ってくるという日本の社会インフラと日本人の文化+MAMORIO VS Tileの戦い。
Bluetoothタグの戦いはその序章でしかない。
NORMAL
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