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架空の口コミ、女性の写真借用…グノシー子会社が虚偽広告制作 社内ガイドラインに抵触
大村 健一毎日新聞社 記者
少しだけ取材の「お手伝い」をしました。調査報道グループ「フロントラインプレス」(https://frontlinepress.jp/)の皆さんとのプロジェクトによる特ダネです。
グノシー社のものはアフィリエイト広告としては特筆すべきものでもない(かといって極めて著作権やモラルに反していますが)のですが、プラットフォーマーが子会社に怪しげな広告を作らせて、自社サービスだけでなく、自社製ASPで各メディアにも配信していたというお話です。
元ライターのインタビューも合わせて是非。
https://mainichi.jp/articles/20200317/k00/00m/040/241000c
「女子高生が軽乗用車購入で炎上」は本当だったのか 背景に「ソーシャル・ポルノ」?
大村 健一毎日新聞社 記者
鳥海先生にお話を伺いました。某ネットテレビとの確執?が若干、界隈をにぎわせていたものを「横取り」したような形ですが笑。「ソーシャル・ポルノ」という言葉、現象が非常に今のツイッター、SNSを表しているような気がしています。
「自分が嫌いな連中がそう主張するなら、その意見には自分は反対」といったコミュニケーションに流され過ぎている感じはある。だから、いいねもRTも脊髄反射になる。「好きでも嫌いでもないけど、まぁがんばって」ぐらいの、日常ではもっともウエイトを占めそうな感情って、ツイッターだと埋もれる。
で、自分を振り返ってみるに、この会社、この業界でどれくらいの人が狙っているかは分かりませんが、少なくとも私は自分の原稿の「中毒性」のようなものを見積もってから出すことが大半です。だから自分は、ソーシャル・ポルノの文脈で言えば、ポルノメーカー、もっと言えば、全裸監督のようなものかもしれないと思いました笑
中毒性は、あくまで見積もっているだけで、「中毒性の高いものほどいい」ともあまり思ってないです、私の場合は。その辺は意識的か無意識かはともかく、社内外にはもっとえげつない人はいますね。ある意味でマーケティングと言えるかも。ただ、そこに良心は必要なんだけど、では「具体的にどのような?」と言われても、話が感覚的すぎて難しい。
戦前の庶民の不敬・反戦発言をまとめた25歳作家が語る「表現の自由」
大村 健一毎日新聞社 記者
阿佐ヶ谷ロフトAの予定表で存在を知り、面白そうだからと本を買ったら内容の充実ぶりに驚き、さらにまだ25歳ということに驚き、そして7月下旬にインタビューを申し込んだら図らずもその後、不敬や表現の自由は、物凄くタイムリーな話題になってしまって驚いた次第です。さらに、テーマがテーマなので、インタビュー当日は「どんな子が来るかな」と不安もあったのですが、好青年で驚きました笑。
内容はシンプルかつ不謹慎な面白さに2ちゃんねる的なものを感じたり、「こんな言葉まであの時代は取り締まられたのか」という暗い気持ちも「それでもこんなこと書いたり言ったりする人はやっぱりいたんだ」という微かな希望も、色々持てたりできるかと。インタビューも手前味噌ですが、非常に示唆に富んでいるように思います。
東京本社内で4時間半!話し込んでましたが、隣で皇室担当が会議中だったらしく、数日後に「なんかすごい話をしてたね」と声をかけられました笑
本は著者の視点が冷静で、コラムなども充実しています。この子はさらに羽ばたいてほしいなあ。阿佐ケ谷ロフトAのイベントは15日午後7時半スタート。
百恵さん新著、印税は被災地に寄付 引退後の暮らしも紹介
大村 健一毎日新聞社 記者
スクープした百恵さんの39年ぶりの著作の続報です。とても温かくて、そしてすごく誠実な一冊。これはキルト作品集であり、日記でもある。百恵さんの引退後に思いを馳せるとともに、キルトっていいなって思いました。まったく裁縫のセンスはないので、自分がやろうとはまだ思わないけど、自分の母親の縫い物とかに思いを馳せたりしました。
私は百恵さんのお子さんと同じ世代なのでアイドル時代をまったく知らず、書くならばと「蒼い時」とファイナルコンサートのブルーレイを買いました。蒼い時はさわったら火傷しそうなまじめさでしたが、時間の花束はとても温かなまじめさです。
実は寄付の話も先週の段階で知って、記事化を出版社側に打診しました。ただ、百恵さんご本人の意向は、出版社を通じての話ですが、「発売前の売名行為のような受け取られ方をしたくない」とのこと。とはいえ本に書かれている内容でもあるので書店に並ぶタイミングで出しました。
引退から40年近く経って、まじめさというかつつましい幸せを望む姿勢はそのままなのでしょう。ただあの張り詰めた切実なまじめさよりも、優しいまじめさになった印象です。最近も相変わらず隠し撮りをされたりで、出版の話を最初に書いた私としても申し訳なさもあります。
40年間、そうしたご苦労は物凄くあったと思いますし、本は出したとはいえ、読む限り、これからも表舞台に出ることはないでしょう。個人的には出ようが出まいが、とにかく百恵さんの自由に生きてほしい。
NORMAL
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