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「入社前と話が違う」 退職代行サービスに新入社員から依頼相次ぐ
白河 桃子相模女子大学特任教授 新刊「働かないおじさんが御社をダメにする」
会社の経営層が学生に逆に面接を受ける動画がバズってテレビでもとりあげられていますよね。すでに売り手市場なので、事前説明の誠実さが問われます。特にリモートワークやフレックスタイムは「制度がある」だけでなく、育児介護事由限定であるかないかなど、しっかりと事前に説明してほしい。また利用率なども。今はSNSがあるので求職者には隠せません。会社の未来を託す若い世代と誠実に向かい合うリクルーティングが求められます。ちなみに代行サービスはあるべきサービスだと思います。しかし使う側は最近の「出戻り歓迎」の状況にも目を向けるべき。本当に「モームリ」で二度とご縁はいらないという会社なら使ってもいいと思います。しかし「またご縁があったら一緒に働きましょう」というスタンスも増えているので、そこは考慮するべきかと。内定辞退する学生にも「パスポート」を出すような状況ですから、ご縁はどこで巡ってくるかわかりません。
離婚後共同親権、衆院法務委で可決 週明けにも衆院通過の見通し
白河 桃子相模女子大学特任教授 新刊「働かないおじさんが御社をダメにする」
共同親権そのものには反対ではありません。しかし不安なのはこのスピードです。今#STOP共同親権のネット署名は16万を超えています。政治のジェンダーギャップが大きい日本では、女性や子どもの政策はずっと優先順位が低かった。例えば改姓するのはほとんど女性である選択的夫婦別姓は25年も議論している。「バイアグラは認可まで6カ月だけど、経口中絶薬は認可まで37年かかった」と鴻上尚史さんも書いています。共同親権そのものは世界でも導入されていますが、なぜここまで急ぐのか?子どもの人生のかかることですから、丁寧に議論されるべきことです。当事者のある女性は「突如あの'父親'が私の人生に関与する権利を主張してきたらなんて考えるだけで地獄に突き落とされる気持ちです」と書いています。実質的な「離婚・子連れ別居禁止法」と言われる今のまま、決定していいのでしょうか?
追記:
下記に修正が必要な事項を列挙します。「▽父母双方の合意がなくても裁判所が「共同親権」を命令できる▽共同親権になった場合、「急迫の事情」がないと、大事なことを決めるのに別居親の合意を得なければならない▽離婚時に監護者(子どもを日常的に主にケアする人)を決めなくてもいいようになっている(監護の分掌)、そうなると児童手当や児童扶養手当は誰が受け取る?扶養控除はどっちにつく?など、ひとり親支援にかかわる制度に影響必至▽子どもの意思の尊重、意見表明権が明記されていない」ちょっと待って共同親権プロジェクトより
「独身だから家の都合ないでしょ?」…“子持ち様”との溝、なぜ深くなった? 不公平感を解消するカギは?(ABEMA TIMES)
白河 桃子相模女子大学特任教授 新刊「働かないおじさんが御社をダメにする」
こちらの番組にコメントしています。調査対象は正確には、インタビュー調査は「制度利用者のいる職場の人」、アンケート調査300名(男女150名づつ)は「時短勤務利用者の周囲で働く現在制度利用していない人」に対して。アンケート調査の結果としては「不満、不公平」を感じる人が3割。「負担が増加している」と感じている人が2割。解消法としては「上司の公平は仕事の采配」や「制度利用者の感謝の表明」「コミュニケーション」なども効果的だった。しかし「お互いさま」や「配慮」などの属人的なものは制度利用者の増加により限界に達していると思う。三井住友海上や大和リースのように、しっかりと「制度利用者の周囲の人」に報酬で報いることだと思う。
退勤後の部下への連絡が違法に? 米カリフォルニア州の法案が物議 | 「つながらない権利」か「職場の柔軟性」か
白河 桃子相模女子大学特任教授 新刊「働かないおじさんが御社をダメにする」
「つながらない権利」はイタリア、フランスなどで法制化されていますが、テクノロジーの発達はさらにオーバーワークを招いていますね。ただこうした法律には例外規定があります。
法改正は国民へのメッセージなので、まずは「勤務時間外の仕事」をしっかりと把握し、企業は過剰な労働に対処しなさいよというメッセージにはなります。
みなさんも簡単にできることがあって、メールなどの送信時間を設定して、勤務時間内に届くようにする。また緊急対処してほしいと書いてあるもの以外は、猶予があるなどルールを決めること。私が知る限り深夜でもメールが発信されている比率が一番多いのは霞ヶ関です。さすがに昨今は「あまりに遅い時間のメール」は、この会社はどういう労働管理をしているのか、疑われる原因になるので、レピュテーションリスクにもなりますよ。
夫婦同姓が続くと…2531年には「全員が佐藤さん」 東北大試算
白河 桃子相模女子大学特任教授 新刊「働かないおじさんが御社をダメにする」
「佐藤さん問題」は多くの人に名前のことを「自分ごと」として考えてもらいたいThink Name Project から始まっています。選択的夫婦別姓を望むのはキャリアウーマンだけではありません。実家の姓を残したいと望む女性たちもいました。
選択的夫婦別姓のイベントであった男性は妻の姓を名乗っていました。「妻が非常に珍しい姓で、僕は平凡な姓なので、こっちを残したほうがいいと思ったのです。特に抵抗はなかった」選択の自由が広がるだけで、幸福の総量が増えるのですから、誰が損するというものでもありません。しかし今の「同姓」の強要は、サイボウズの青野社長が主張するように、登記の変更など、さまざまな経済的損失も産んでいるのです。
波 2024年4月号
白河 桃子相模女子大学特任教授 新刊「働かないおじさんが御社をダメにする」
インティマシーコーディネーターという仕事について、高嶋政伸さんののエッセイ。男性俳優、それもベテラン男性俳優の目線から、ここまで解像度高く語られる記事は始めてみました。文章もとても上手で、役者という「因果な職業」を極めているプロの目線、そして人間としての目線が複雑に絡み合っている。
インティマシーコーディネーターの方に直接インタビューさせていただいたとき「男性の俳優さんからもありがたがられる」とおっしゃっていたのは、こういうことかと思いました。
下記のような葛藤を超えて良い作品に貢献するためにインティマシーコーディネーターがどのような役割を果たしているのか、ぜひ読んでほしいです。
「この瞬間は、今でも、忘れられません。
そこにいたのは、綺麗なおべべを着て、可愛い簪をいくつも差した、まだあどけない「少女」でした。リアルな現実の手触りを感じて、僕の時間は止まりました。そして、こう感じてしまいました。正直に書きます。
僕に娘がいたら、とても演じられない。」
美容広告を通して考える「大谷翔平崇拝」
白河 桃子相模女子大学特任教授 新刊「働かないおじさんが御社をダメにする」
注目していた著者による「ジェンダー目線」の分析、とても良い記事でした。コスメのマーケティングに男性が起用されるのが当たり前の時代ですが(韓国などは女性用化粧品でもほとんど男性が広告キャラクターです)、アイキャッチとしての美しい男性アイドルではなく、大谷の起用により「男性および全てのジェンダー」を対象としたコスメ市場が可視化されました。広告をジェンダー目線で分析することはなぜ重要なのか?それは広告はお金を払わずとも、意図せずとも、目にはいってくる「見えない教育」であり、ステレオタイプやアンコンシャスバイアスを再生産するものだからです。大谷を起用した化粧品会社のメッセージは伝わりますが、強者総取り(美しさも強さもすべて兼ね備えた男性)の象徴としての大谷にならないように・・・というラストのメッセージにとても共感しました。
マスク氏のX、「成人指定」グループ機能をテスト-アダルト需要狙い
白河 桃子相模女子大学特任教授 新刊「働かないおじさんが御社をダメにする」
ウェブの最初の需要はほとんどエロだったと初期のユーザーから聞いています。今後ゾーニングはますます重要になるでしょう。しかし人道的に許されないものや人権侵害の温床になってしまうのは恐ろしい。韓国の「n番部屋事件」というサイバー上の性犯罪が警鐘を鳴らしています。サイバー空間が人を追い詰め、命を奪うこともできます。
Netflixにもドキュメンタリーがあります。
「韓国史上最悪の性犯罪「n番部屋事件」の実体を追跡するNetflixのドキュメンタリー「サイバー地獄: n番部屋 ネット犯罪を暴く」が話題となっている」
https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2193299
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