ホーム
28フォロー
35フォロワー
【世界が訪れる東北へ】訪日旅客視点の広域連携で東北のインバウンド受入を加速させる!国立公園の活用やガストロノミーを軸としたツーリズムで更なる商品展開をスタート
西谷 雷佐インアウトバウンド東北 代表取締役
訪日旅客にとって市町村や都道府県の境界線はあまり関係のないもの。旅人視点では当たり前なのですが、日本はどうしても「予算」が優先順位の1番にきてしまう。
この時期(4月頃)になると「どの予算を取る」の話ばかり。もちろん行政予算は大切で、有意義に活用したいですが、事業においても大切なのは「終わった後どうするか」。
DMOの未来や批判の話が目立ちますが、シンプルに「魅力的な旅行商品を作って売る」が大切で、その為に必要なネットワークや商品開発は、きっと予算(という制限された枠)だけではできないし継続が難しいわけで。
何よりも、インバウンドに関わる人たち自身がもっと旅をしないと、訪日旅客が満足できるサービスは作れない。みちのく潮風トレイルもそう。歩いた事もない人たちが予算だけ確保して「あーすればいい、こーすればいい」と言っても説得力がない。
とか色々と考えて、DMC機能をもっと高め、よりシームレスに事業展開していきたいと思います。言うのは簡単で、内容は「そんなの誰もが前から知っている」という事。でも実践できるか?できていない地域がまだまだ多い。悩みも課題もてんこ盛りですが、まずは言葉にしないと始まらない。楽しみながら一歩一歩進めていきたいと思います。
「侮辱的に感じた」JALのヴィーガン食に衝撃広がる ⇒「メニューの変更を検討」
西谷 雷佐インアウトバウンド東北 代表取締役
コミュニケーションの設計ミスですね。
バナナがメインでもいいと思うのですが、それがどのようなバナナか、何が添えられる(又は添えられない)のかを航空会社が事前に伝えないからこうなる。
例えば「岡山県産!無農薬!もんげーバナナ」とか言われたら「お!」ってなるかも。料理には丁寧な解説をつけるのだからバナナにも、ね。この時点でバナナがかわいそう。
バナナ一本で(しかも美味しい)満足な人もいると思います。さらに、事前にわかっていれば「バゲットをつけてください」「他のフルーツも追加可能ですか?」とお願いや確認もできる。
ビーガンの方でもサラダの上のお肉や魚をよけたら、下の野菜は食べる事ができる人もいて、それなら既存のサラダ出して欲しいじゃないですか。
JALが考えるべきはメニュー改善より先にコミュニケーションデザイン。ビーガンメニューオーダーする人はそれほど多くないならば、今はもっと丁寧に対話できるといいですね。食べ物の恨みは深いです(笑)
奈良をスモールビジネスの町に!中川政七商店が県と進める「さらば大仏商売」
日本が売りにする「おもてなし文化」、なぜ外国人観光客に響かないのか
西谷 雷佐インアウトバウンド東北 代表取締役
そもそもおもてなしは付加価値で、値段の付いた商品ではないです。日本は「サービス料込」としてチップも受け取らない国です。
「一生懸命おもてなししているのに響かない」と捉えるくらいなら、明確に値段をつけてサービス商品化して選べた方が外国人観光客にはわかりやすい。そう、おもてなしには”わかりやすさ”がない。善意の押し付けになっている場合もある。おもてなしは日本らしさを感じる文化や特徴ではありますが「売り」にするのがそもそも違う。
外国人観光客向けにおもてなし力を高めてマネタイズに繋げたい(響かせたい)ならば、まずは何よりも一定の英語力を習得し、コミュニケーション力に磨きをかける事が重要だと思います。
日本一の桜を100年先まで 弘前公園(青森県) 樹高下げる剪定開始
西谷 雷佐インアウトバウンド東北 代表取締役
青森県弘前市の桜祭りをご存知ですか?故郷という贔屓目もありますが、日本一だと思います。
美しく先続けるように「桜守(さくらもり)」と呼ばれる方々が、りんごの剪定技術を応用した弘前オリジナルの管理方法で日々桜の管理に取り組んでいます。
一般的に樹齢60年程と言われる桜ですが、弘前公園には樹齢100年を超える桜の木が100本以上あります。これも日々の細やかな管理のおかげです。
「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」の言葉通り、昔から桜は切ってはいけないと言われてました。しかし桜への愛と信念が古い言い伝えを振り払い、今の弘前の桜があります。
52種2,600本の桜が咲き誇る春はもうすぐ。こちらの記事からその準備の様子を感じ取って頂き、ぜひ弘前を訪れてください。
【VOICE】リトリートの視点を 群馬県中之条町総合アドバイザー 宮﨑信雄 氏
西谷 雷佐インアウトバウンド東北 代表取締役
のんびりゆったり長期滞在の旅、素敵ですよね。一方でいつからか、又はそもそも、日本人はのんびりできなくなってしまいました。
ハワイに4泊6日で旅をして、朝は海へ、午後はホテルのプール、夕方はショッピングセンターに行って、夜はショーを見ながらディナー。
ハワイに本を数冊持参して、何もせずのんびりベランダで海を眺めながら読書してうたた寝をする発想がそもそも日本人にはあまりないですし、4泊では足全然足りない。でもなかなかそれ以上休めない。
そして家に戻って「ああ、疲れた」といい、翌日すぐ仕事に戻れない。楽しいかったはずの旅なのに、詰め込み過ぎて疲れちゃうんですね。
まずは日本人が国内でのんびりゆったり長期滞在を楽しむ。世界視点のバケーションやリゾートが日本にも浸透する事を願います。日本人もっと休んでー!
2022年度日本酒輸出実績 金額・数量ともに過去最高を記録!輸出額は475億円(昨対比:118.2%)で13年連続前年を上回る!
西谷 雷佐インアウトバウンド東北 代表取締役
日本酒輸出における重要なポイントのひとつは輸送中及び現地到着後の保管方法です。気温の高い倉庫や直射日光の当たる場所に保管すると品質が悪くなるという事が、バイヤーにしっかり伝わらない時期が長く続いていましたが、この記事からは現地での冷蔵保存等についても改善されている事が読み取れます。すると現地でも日本の品質に限りなく近い状態で日本酒を楽しむ事ができます。
コロナ禍になり世界的にワインの販売は伸びた中、日本酒はそれほど伸びませんでした。海外ではレストランで飲むことはあっても、ボトルを購入して自宅のテーブルに乗せるところまでは浸透し切れていなかったのでしょう。
各蔵の定番商品は一般的に毎年ほぼ同じ価格です。ワインはその年の出来によって価格も変化します。蔵の懸命な品質管理と努力による物なのですが、捉え方によっては「毎年同じ値段で販売できる。それほど作るのは難しくない」と言う誤解を与える事もあるのかもしれません。そもそも苦労の割に基本価格設定が安いです。地元の方に飲み続けて欲しいと言う想いもあると思います。価格設定は難しいですが、見直す事も大切かもしれませんね。
海外で日本酒人気に拍車がかかると「日本を訪れたら酒蔵見学をしたい」と言うニーズにも繋がるでしょう。日本酒輸出実績を観光と接続させる事が大切です。その際例えば単純に蔵を案内するだけではなく、その原料となる米や水に関わるフィールドワークを取り入れ、日本酒を奉納する神社との関わりや地域食材とのマリアージュを体験してもらうなど、日本酒を軸に地域資源と繋げ立体的でストーリー性のある観光に展開していく必要があります。これからが楽しみなワクワクするニュースでした。
欧州の小国アルバニア、コロナ禍でも観光業力強く回復「地中海観光のダークホース」と呼ばれる理由は?
西谷 雷佐インアウトバウンド東北 代表取締役
この記事は色々な角度から読み解く事ができて楽しいですね。
まず世界的なビーチ人気の向上。日本はどうでしょう。海に囲まれていますが「ビーチリゾート」と言う言葉を使用する際は注意が必要ですよね。日本に世界視点でのビーチリゾートは多分ないです。
市場分散の捉え方はどうでしょう。国でセグメントする有効性はもちろんあり、自国からの距離は重要なポイントです。一方で「ビーチが好き」「観光客があまり訪れていない地域が好き」など、嗜好によるコミュニティ視点も重要。実際、国を横断した仲間グループ(同じ趣味嗜好)の旅はよくあります。
手つかずのデスティネーションを求める人は、これまでに定番観光地をそれなりに訪れ尽くした層である可能性が高いです。この場合どのような環境整備やサービス提供が有効的なのか。
「この多様で手つかずのデスティネーションの展望は明るい」は少し楽観的と感じますが、打ち手次第で面白い観光成長を遂げるでしょうね。これからも注目したいエリアです。
訪日外国人旅行者の消費額目標 1人当たり20万円に引き上げる案
西谷 雷佐インアウトバウンド東北 代表取締役
消費額に対して、国内事業者がいかに利益率設計するかが重要ですね。
例えば20万の売上に対して粗利3万円の場合。観光分野では「①それだけ利益あれば十分」「②そんなもの」「③それだと辛い」という人達が混在している印象。マズいのは思考停止状況の②。ゆえに人件費も上がらない。
先日アメリカ人の旅行関係者が「100ドルのホテルはWi-Fiが繋がらなくてゴキブリが出そう」と話してました。彼の話を鵜呑みにはしませんが、日本のあらゆるサービスはもう少し高くてもいい。その分を賃金に還元する。
いずれにせよやるのは事業者なので「ほら、政府が消費額20万円って言ってるから!」と周りを巻き込んでどんどんアクションしていく良いタイミングだと思います。
アドベンチャートラベル誘致に必要な視点とは? ワールドサミット スイスルガーノ参加レポート
西谷 雷佐インアウトバウンド東北 代表取締役
今年9月、北海道で「アドベンチャートラベルワールドサミット」がアジアで初めて開催されます。観光庁も今後の観光において「高付加価値・サステナブル・アドベンチャー」を挙げる中、ほとんどの日本人が「アドベンチャーってなに?」というのが現状だと思います。サステナブルも同様で「正しいのはわかるけど、、、」という全てが曖昧な状況の中、最大のチャンスがやってくるわけです。
一番の問題はアドベンチャー人材育成を行なっても、本物のアドベンチャーを知る人が日本にはまだ少ないということ。同様に、富裕層観光対応人材育成研修を行なっても、参加者が富裕層じゃないから、富裕層の気持ちがわからない。机上で学んでも感覚を理解できないんですね。
答えはシンプルで、どんどん外に出て本物に触れること。流暢でなくてもいいから英語でどんどんコミュニケーションすること。
その上でこれからの観光で(受け入れ側にとって)最重要なのは「いかにResponsibleであるか」でしょうね。そして市町村ではなくエリアとテーマで取り組む。国ではなくコミュニティをターゲットに戦略設計する。
日本のポテンシャルが世界に炸裂するのはこれから。楽しみましょう!
衝撃の「屋根なし軽トラ」をダイハツが開発!? 「ヒントは果樹園」 農家が自ら屋根を切る理由とは(くるまのニュース)
西谷 雷佐インアウトバウンド東北 代表取締役
「ヒントは果樹園」=「バゲ」の可能性高いですね。
世界的にも一般的には、作業車が通るのに邪魔な木の枝があれば、枝を切ります。しかし(特に)青森県のりんご農家さんは「おいしくなる枝」は切りたくないんですね。
青森と聞くと”りんご王国”というイメージが強いと思いますが、元々りんごづくりに適した土地ではなかったそうです。
武士の時代が終わり、侍が刀を置き、武士たちは生きていく為に農業に取り組みます。その中であらゆる果樹も試しましたが、土地や気候の厳しさでなかなか根付きません。
いろいろな果樹を試した最後の方がりんごだったそうです。そのりんごも根付きそうにない雰囲気。
そこで剪定(枝を切る)事で日当たりや栄養の行き渡りを工夫し、先人たちが剪定という技術で土着させていったのが青森県のりんご。
と、ある農家さんから聞きました(諸説あるのかもしれません。違ったらごめんなさい)。
なので、作業車が通るのを邪魔する枝があったとしても、それが「いい枝」だったらなるべく切りたくない。だから作業車の屋根を切る。暮らしぶりと物語を感じます。
ちなみに「バゲ」とは、「お化け」が訛ったと言われています。公道を走れず、りんご畑だけを彷徨う通常とは異なる見た目の車だから(諸説あり)。
そんなバゲからインスピレーションを得た車がダイハツさんから発売!この車だと公道も走れるから行動範囲広がりますね。商品名がVAGEだったら最高でしたね(笑)
NORMAL
投稿したコメント