中郡 久雄

離れワザでも何でもない。事業承継税制をまっとうに使っただけです。 ジャニーズだから何でもかんでも悪く書けば売れるという感覚なら、週刊文春や週刊新潮と同レベルですよ。 東洋経済新報社ともあろうものが、事業承継税制にについてまるでデタラメなことを書くなんて、恥ずかしくないのかな。

裏ではいろいろあると想像できるし、単純に、手放しに素晴らしいと言う気はないのですが、独立する人間を裏切り者扱いする会社、造反者として扱う会社がいまだにある中で、こうした考え自体が広まれば良いと思います。 出戻りを認めるのもいい話だと。

何度か書いていますが、セブン＆アイはスーパーやコンビニの経営は出来ても、百貨店の経営は出来ないのだろうな、思います。

理念は経営者の想いから生まれる、と僕は思っていますが、そこにとどまってはただの独りよがり。社員と語り合い、議論をし、Brushアップすることで浸透度も上がるし、社会的な信用も高まると思います。

泥舟の中で立場争いをしても仕方ない。そんな暇があるなら、救命ボートに乗り込むことを考えた方が良いと思う、というのが本音です。 ただ、逃げ出す算段をする前に、泥船の修復・改装を考えるべきなのではないか、と思います。

部分最適と全体最適の関係について、DXでもその問題は避けて通れないのだと思いました。

「日本ではまだ学歴主義が幅をきかせていることについてはどう思いますか？」 と質問し、 「能力を測る物差しとして、学歴が一本柱になるのは問題があると思います。」 と答えを得ているのに、紹介欄に 「ハーバード大、ジュリア―ド音楽院を首席で卒業」 と書いてしまうのは、ちょっとどうなんでしょう、と思ったら、小熊英二さんがコメント欄で指摘をしていた。 内容自体は良いと思いました。ハーバードについては、林英恵さんの書籍でも同じようなことが書かれていて、嘘や誇張ではないのだろうと思います。 やっぱりこれが大事だと思っています。昔は30歳以上を信じるな、と言ってたくらいですからね。 「大人の言うことが必ずしも正しいわけではない。うのみにしてはいけないと思います」

これからの時代、パラレルキャリアを意識する必要があると思っています。特に企業内診断士は、企業内に閉じこもることなく外の世界と交わって、複数のキャリアを積み上げ、それをシナジーさせていった方が良いと思って、微力ながら実践もしているつもりです。 ただ、そうやって動く中で、拭い去れない違和感を持つことがあります。そのことについて書きました。