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相模原殺傷3年「風化させない」 無念刻み、犠牲者19人悼む
共同通信
田島 尊弘株式会社ゼネラルパートナーズ 障がい者総合研究所 主任研究員
当事者の皆さんやそのご家族にとっては、今も記憶から拭えない出来事だと思います。 そして、あの事件が他の障害のある方々にも大きな影を落としたことは、忘れてはならない事実です。 その多くは事件の凄惨さに対する悲しみだけでなく、社会の差別・偏見に対する不安でした。 以前に障がい者総合研究所で調査をした際も、障害者の方々から以下のようなたくさんの声をいただいています。 ーーーーーーーーーー ■「障害者は必要ない」という容疑者の言葉に、匿名のネットユーザーの人たちが賛同していて胸が苦しく辛かった。 婚約者や友人、支援者のように温かい目で見守ってくれる人たちが、私たちにはまだまだ少ない気がして、悲しい気持ちでいっぱいになった。 ■犯人の間違ったメッセージが垂れ流しのように報道され、それに感化される人が出るのが不安だった。 ■心が傷んで鬱が再発しそうになった。 ■容疑者が「障害者なんかいなければいいんだ」と発言したのを知って、自分のことを言われた気がした。 ■犯人も統合失調症と言われており、自分と同じ病気なので、別の意味で偏見が怖い。 ーーーーーーーーーー 事件から3年。 改めて、振り返る必要があるように思います。
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闘病女性が普及活動に取り組む「ヘルプマーク」
TBS NEWS
田島 尊弘株式会社ゼネラルパートナーズ 障がい者総合研究所 主任研究員
ヘルプマークの認知度は未だ低く、結果として利用されている方もまだまだ少ない状況です。 以前に障がい者総合研究所で実施した「ヘルプマークの認知度に関する調査」でも、以下の結果が見られました。 [1] ヘルプマークの認知度については、約半数が「知っている」と回答 [2] 一方で、ヘルプマークを「実際に利用したことがある」人は22%に留まる [3] ヘルプマークを利用したくない理由の上位は「利用時の周囲の反応が気になるから」、「認知不足により役に立たないと思うから」 この調査結果をリリースした際、今回の記事にも登場されていた小崎さんと話をさせて頂きました。 その際に仰っていたのは、ヘルプマークがあったから、優先席に座ってもキツイ言葉を受けなくなったということ。 残りの人生を考えたとき、キツイ言葉を受けて悲しい気持ちになるのか、穏やかな気持ちで過ごせるのか、はとても大きな違い。 だからこそ、ヘルプマークのありがたみを感じているし、そんな自分だから伝えられることもあるんじゃないか、とのことでした。 本当に理解や配慮を必要としている人が、安心してこのマークを付けていくためにも、もっともっと認知度の向上が重要だと感じます。
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