Picks
141フォロー
438フォロワー
スエズ運河がもっと早くできていれば、アパルトヘイトはなかった!?
Diamond Online
松田 琢磨拓殖大学商学部 教授
「地理と歴史は自動車の両輪のようなものなので、どちらが欠けても認識は深まらないもの」の主張には強く賛同します.これは前提ということで.あと,英国が「交通の要衝」を抑えていた話には異存ありません. そのうえで,疑問とコメント(1.-2は質問,3-5はコメント)があります. 1.「アフリカの南側を通るとき、(中略)南アフリカの奪い合いが起き、それが南アフリカ戦争となるわけです」についてです. この説明はボーア戦争を対象としているように読めます.しかし,スエズ運河開通は1869年,第一次ボーア戦争が1880年で戦争前に航路はありました.もっと早く存在していれば…ということなのでしょうか?それともこの「争い」はケープ植民地の発生について話している,ということなのでしょうか? 2.ボーア戦争は金やダイヤモンドをめぐる要因の方が大きかったと記憶していますが,それでも寄港地としての重要性が要因になったということでしょうか?寄港だけならケープ植民地もありました(※). (※)中継拠点としての重要性はポルトガル・スペインの時代までで,英国は植民地経営に重きを置いていたのではないかと,のツッコミがありました. 3.「スエズ運河がそのまま使えなくなったとしたら」ですが,スエズの代わりにケープ周りを使う場合,アフリカでは多くの場合寄港をしません.なので,スエズ運河が使えなくなっても,アフリカ側で大きく物流が変わることはおそらくないでしょう.そもそも,もしそうだったら1956年のスエズ危機の時点でアフリカ側港湾が整備されていたはずです(※).物流が変わるという話は面白い視点ではありますが,記事の内容は誤解を招く仮説ではないかと思います. (※)ナイジェリアなどは帆船時代の時点で経由地にもなっていなかったそうです. 4.西アフリカの海賊は現在増加しており,大きな問題です.なのでこれもスエズ運河の座礁事故とは関係ないでしょう. 5.アパルトヘイトの件は明らかに飛躍ではないでしょうか. わかりやすさと正確さがしばしばコンフリクトを起こすことも承知しています.ただ,今回記事に関しては説明の飛躍も多く,もう少し内容が整理されればよかったと感じました.もちろん,当方の話にも間違いなどあり得ます.ツッコミありましたらよろしくお願いします.
17Picks
三菱HCキャピタル、海上コンテナリース買収 1200億円
日本経済新聞
松田 琢磨拓殖大学商学部 教授
海上コンテナは,大体半数が海運会社保有,残りがリース会社保有になっています.コンテナリース会社もM&Aが続き,寡占化が進んでおり,上位7社で9割のシェアを占めています.三菱HCリースも業界6位のBeaconを子会社に持っており,CAI買収で業界4位,シェア14%になります.業界トップのTritonはともかく,2,3位のFlorensやTextainerとはほぼ同じ規模です. コンテナ輸送に混乱の続く中,新造価格やリース価格も上昇しているため,「いける」と踏んだのでしょう.今のうちにリース案件をできるだけ長めに固めておくことができれば…という思惑もあるとも思います.オペレーティング・リースというよりファイナンス・リースでの貸し出しになってきているのではないかという,EFインターナショナルの中尾さんの見解を引用します. 【以下引用】 船会社は(中略)中国・アジアからの輸出が旺盛で、中国・アジア側での慢性的なコンテナ不足により船会社は引き続きリース会社の新造コンテナを必要としています。一方、コンテナリース条件は通常の5年長期リースが10年以上と長くなっているようです。(中略)サプライチェーンによるコンテナの偏在を考えた時、10年以上の長期リースのリース料金の低下は魅力が出てきます。その上、リース会社は5年リースする船会社より10年リースする船会社に対して優先権を与えます。2020年後半から今年に入り船会社は10年以上の長期リースでリース会社からコンテナを確保したのではないでしょうか。このことは今までのオペレーション・リース会社からファイナンス・リース会社に彼らの性格を変えたと言えるかもしれません。 【以上引用】 コンテナリース市場の状況についてさっと知るためには,EFインターナショナルのサイト(https://www.ef-international.com/category/container-market-report)のほか,世界最大のコンテナリース会社であるTextainerのIRプレゼンテーション(https://www.tritoninternational.com/sites/triton-corp/files/Presentations/investor-presentation-may-2021.pdf)を見ることを勧めています.
10Picks
Ports Refuse Access to Another Ship Carrying Body of Deceased Captain
gCaptain
松田 琢磨拓殖大学商学部 教授
このコメントはアカウントを作成すると読むことができます。
2Picks
【5つの流儀】マネーフォワードに学ぶ「信頼」の育て方
松田 琢磨拓殖大学商学部 教授
このコメントはアカウントを作成すると読むことができます。
543Picks
NORMAL