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アルツハイマー薬、米で承認=世界初、エーザイが共同開発
時事通信社
奥山 輝大脳神経科学研究者
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【山口揚平】教育で一番大事なのは「教育しないこと」
NewsPicks編集部
奥山 輝大脳神経科学研究者
成長のために、ロールモデルとなる「マスター」と、何でも相談できる「メンター」を作るというアイディアは、とても刺さるものがありました。 日本人は一般的に、「マスター兼メンター」のように、シチュエーションによって二つの顔を切り替えるのが苦手なので、確かにいっそのことモデルを二人設定する方が良いのかもしれません。(欧米の場合は、真面目な仕事の話をしていた直後に、突然笑顔になり、「Teru、ところで…」とプラベートの話を切り出される事がよくあります) また、メンターの連鎖という考え方にも納得です。研究業界においても、「ノーベル賞受賞者のラボの弟子からは、さらなるノーベル賞受賞者が出やすい」という傾向があります。 昨日の「天才性シリーズ前編」へのコメントの続きになりますが、私の前ボスのノーベル賞受賞者の利根川進先生は、腫瘍ウイルスの発見でノーベル賞を受賞したリナート・ダルベッコ先生の弟子で、どちらのラボからも多くの著名な研究者が生まれています(おそらく、細胞培養の経験がある研究者のなかで、赤い培養液の「ダルベッコ試薬」を使った経験がない方はいないはず)。 日本の教育機関では「教育者に対する教育」は主に、「ハラスメント防止」などマイナス面へのケアに主眼が置かれていますが、これからは「メンターシップ」のようなプラス面に対するレクチャーをシステマティックに行うべき時代なのかもしれません。
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神経科学者が開発した「集中力を高めるヘッドフォン」Entenの実力
Forbes JAPAN
奥山 輝大脳神経科学研究者
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ハーバード大のプログラミング講座を日本語化 無料で学べる「CS50.jp」公開
ITmedia NEWS
奥山 輝大脳神経科学研究者
私が研究をしていたMITの脳科学のピカワー学習記憶研究所は、AI研究の世界的メッカであるMITコンピュータ科学・人工知能研究所(CSAIL)の真向かいにあり、よく人工知能のセミナーに出たり、コンピュータサイエンスの授業にもぐったりしていました。 ボストンという街はハーバードとMITを抱える「学園都市」で、その二つの大学は電車でたった2駅の距離にあり、学生や研究員はどちらの大学のセミナーや授業を好きに受ける事ができます。私の専門は脳科学ですが、脳科学とコンピュータ科学は相性がとても良いので、気分転換がてらたまにコンピュータ科学の講義に混じるわけです。 コンピュータサイエンスど素人だった私にとって衝撃だったのは、授業の多くは「プログラムの書き方」のコツなどを事細かに教えるのではなく、どういう考え方でプログラムを書けばよいかという「概念」をシェアする事に重きが置かれていたことでした。この日本語化されたプログラミング講座も、効率的な「概念」を学ぶと言う意味で、コンピュータ科学に関係ない人も、ある程度楽しめるのではないかなと思います。 コロナ禍で仕事も大学もリモート化が進む中、ハーバードもMITも多くのセミナーや講義をフリーで公開しています。この記事のように、日本語という分かりやすい形に変換した上で、高校生からシニアまで多くの人々が、世界のアカデミアを感じるチャンスに恵まれたのは、昨今の一つのメリットなのかもしれません。
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「一流の専門家のはずなのに」なぜ大学教授の話はわかりづらく感じるのか
PRESIDENT Online:プレジデント社の総合情報サイト
奥山 輝大脳神経科学研究者
授業のわかりやすさとは、少しねじれの位置の議論ですが、メディアでお仕事を頂いた時に、「どれくらい断定的なコメントをするか」という難しさがあります。 たとえば、3.11の福島原発で「白い煙が上がっている」という事実を伝えるニュースの際に、様々な研究者がコメンテーターとして呼ばれました。ある研究者は「まだ何とも言えない」とお茶を濁し、一方で別の研究者は「これは爆発ですね!間違いない!」とコメントしました。メディアとしては、当然、視聴者に刺さりやすい分かりやすいコメントを好むので、翌日には後者の断定的な研究者ばかりが、各局の番組で強い意見を発信する状態となりました。 私たち研究者は「得られた情報から、正しい結果を導く」のが仕事であり、間違えた結論を発信する事は何よりも大きなタブーの一つです。 研究論文では多くの場合、結果と考察のパートが分かれており、実験データから客観的に100%導かれる事実のみを「結果」に記載し、先行論文を加味した上で示唆される事を「考察」に書くという明確なルールがあります。どこまでが「結果」で、どこからが「考察」になるのか、その線引きを見極めるトレーニングが骨身に染み付いていると言えます。(上の例で言えば、「爆発している」は考察に分類されます) 「〜が示された」と言いたい時にも、「結果」では、demonstrate、show、exhibitといった強い動詞が使える一方で、「考察」ではimply、suggestといった弱い動詞しか使えません。もちろんテレビのコメントでは、分かりやすくはっきり教えてほしくなる気持ちも十分にわかりますが一方で、研究のプロであればあるほど、断定的なコメントをするのが難しくなるという事も知っていて頂きたいなと思うわけです。
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英、フカヒレ輸出入禁止=フォアグラも検討、「動物福祉」で
時事通信社
奥山 輝大脳神経科学研究者
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名門小学校受験に成功した“奇跡のワーママ”が戦慄した「目にみえない格差」
マネー現代
奥山 輝大脳神経科学研究者
しばしば「教育は無形の財産」と言われますが、ご両親が子供の将来の幸せを願った結果、どうしても学歴という確かな形を残したくなります。そこに、周囲との同調圧や、ブランディングに完全に成功した「お受験業界」の戦略が見事に組み合わさって、この記事のような苦悩が生じるのでしょう。 私自身も受験に浸かってきた方だと思いますが、これまでに、出会った優秀な友人たちを見て、明確に感じてきた事があります。最終的な学力(or 地頭)が良くなる人に共通するのは、幼少期に「ピアノ」と「レゴ」の経験があるという事です。世の中に様々、名の付いた有名教育法がありますが、それらよりも圧倒的に高確率なのが、不思議と「ピアノ」と「レゴ」です。 何かのタスクに自分を最適化する能力と、目の前の道具の中から新しく創造する能力がバランス良く鍛えられるのかもしれません。(いつか、その後の学力バランスを成長過程で追いつつ、fMRIで脳機能と結びつけて相関関係を解き明かしたいものです) 幼少教育の際には、「お受験」というストレスフルな世界に囚われるよりも、効果的な方法で伸び伸びと育脳できる環境を揃えるという選択もあるのかなと思ってしまいます。
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ゲイツ夫妻は19年から離婚協議、性的搾取被告との関係が一因-WSJ
Bloomberg
奥山 輝大脳神経科学研究者
まさかのジェフリー・エプスタイン問題の関与のニュースに衝撃を受けました。 2019年に、「富裕層・有名人を対象にした、未成年者の性的搾取」での有罪判決と、その後のエプスタイン氏の監房内での突然の死亡という、連続する極めてショッキングなニュースで、暗殺疑惑すら噂になりました。 この事件の影響は、実は何段階にも分かれています。「未成年者の性的搾取」に直接関わっていた富裕層・有名人は、当然裁判で裁かれる対象ですが、一方で、「エプスタイン氏との関わり」をどう評価するかが、全米で激しい議論になりました(不思議とあまり日本では報道されませんでしたが)。 特に、エプスタイン氏は科学研究や慈善事業に多く資金提供していましたが、その資金提供を受けていた研究者は、当然それまでエプスタイン氏がどのような人物かは知らないわけで、「金は金」なのか、「誰がどのような事をして稼いだ金なのかを、調べなかった落ち度がある」のかが議論の対象になったわけです。資金提供を受けていたVCのバックグラウンドが、実は反社会的組織だった事が、10年後に分かったというような状態を想像してもらばわかりやすいかと思います。 ハーバードで遺伝学をリードする超ビッグボスのGeorge Church氏は、エプスタイン氏からの資金提供を受けていた事に対して「謝罪」という形を取りましたが、一方でMITのメディアラボの所長をしていた伊藤穰一氏が、「辞任」というドラスティックなリアクションを取った事が、更なる議論となりました。当時、私自身がマサチューセッツ工科大学(MIT)で働いていましたが、連日、MIT presidentのRafael Reifが、MIT関係者全体へのメールでOpinionを出し続けていました。 この記事の情報だけを見ると、ゲイツ氏とエプスタイン氏がどのような関係にあったのかはわかりませんし、ニュース性を高めるために一方向に誘導していってるような印象もあります。研究者はDARPA(国防高等研究計画局)のような軍事利用を目的とする資金を受け取って良いのか否か、と合わせて考えさせられる問題でした。
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E・マスク氏、「アスペルガー症候群の人で初めて」米人気番組で司会
www.afpbb.com
奥山 輝大脳神経科学研究者
イーロンマスク氏が、自身のアスペルガー症候群であることを公表したそうです。 『「私が気分を害した人に対しては、こう言いたい。私は電気自動車を再発明し、宇宙船で火星に人を送ろうとしている」とし、「私が冷静で普通の男でもあると思ったか?」と問い掛けた』この人のこういうところに、多くの人は魅力を感じるのだと思います。 2020年のCDCの発表では、全米で自閉症の罹患率は54人に1人。およそ18.5%もの高確率で、ここまでいくともはや治療対象ではなく、一つの「個性」として社会全体が受け入れるべき段階に来ていると言えます。セサミストリートに、2017年から自閉症の女の子「ジュリア」が登場し始めた事には、番組の先見性を感じました。 コミュニケーションの形態が確かに多少異なる一方で、自分の内側に深く入り込むことができる才能です。コナン・ドイル、カント、アンディー・ウォーホール、ゴッホ、ベートーベン、ルイス・キャロルなど、数多くの作品がその才能の中から生まれてきました(もちろん、自閉気質にその因果を結ぶことすらも乱暴かもしれませんが)。 コロナ禍というはからずもコミュニケーションの形が全世界的に変容している時期は、イーロンマスク氏のように、これまで誰も想像しなかったビジョンを描く才能を持った人たちがもっと生きやすい社会を、みんなで考えるチャンスなのかもしれません。
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EU、初のAI規制案 公共空間の顔認証「原則禁止」
時事ドットコム
奥山 輝大脳神経科学研究者
MITの研究員時代、同じ建物の同じフロアに、この分野の世界的権威であるTomaso Poggio博士のラボがあったので、自分の専門外でしたがよくセミナーを聞いていました。顔認証システム(Face recognition system)の進化は、確かに犯罪防止の観点である一定の成果を上げてきましたし、DARPAやARLといった軍事関係グラントが私たちの生活に直結した一つの例かもしれません。 深層学習と組み合わせて、さらに機能が向上してきた中で、EUがこのような決定をしたのは、非常に興味深いです。「犯罪抑止力」という目の前の実利よりも、「法的正当性をもう一つ落ち着いて問いただそう」という、ある種、極めてEUらしいディレクションのように思います。 一方で、詳細を追い切れていませんが、「原則禁止」の中にどの程度、個人と切り離した情報が許可されるのかも気になりました。例えば、「男性や女性の解析」は許されるのか、「笑ってるか、泣いているかといった表情の解析」は許されるのか。ゲノム情報の取り扱い経緯を考えれば、表情情報は可変であり、個人と紐づけられない限りにおいては、本件には抵触せず、マーケティング価値の大きい情報といえます。 今後の他国(特にUS)の動きに注目しています。 ーーーーーーーーーーーー 余談ですが、2020年4月のScience誌に人工知能を使ってマウスの表情を解読し、さらに特定の感情と相関して活動する神経細胞が明らかになったという研究が発表されました。痛い時、苦いものでウェーっとなってる時、甘いもので嬉しくなってる時などで、微妙に表情が違うのが面白いです(Figure1)。 Facial expressions of emotion states and their neuronal correlates in mice https://science.sciencemag.org/content/368/6486/89
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