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【核心】アマゾンの意思決定が日本企業と「決定的に違う理由」
杉森 菜々子
この10年、AIや機械学習を活用する機運が一気に高まりました。あらゆるビジネスが「うちもAIや機械学習を取り入れなきゃ」となりましたよね。
でも、そういう人の多くが理解していないのは、機械学習でやっていることは「パターン認識」にすぎないということです。AIは単なるツールにすぎません。
ビジネスにおいて意思決定を行ったり戦略を定めたりする時に必要なのは、「AのかわりにBをやったらどうなるか」という問いに答えることです。パターンを認識するだけでは、この問いに的確に答えることはできません。
ここで役立つのが、因果推論です。物事の因果関係を明らかにすれば、シミュレーションを的確に行うことができます。
「ビジネスで結果を出すためには、何を検証する必要があるのか」を明確にして初めて、機械学習によるパターン認識が意味を持ちます。
【大野将平】人間の真価は、「負けた時」にこそ問われる
杉森 菜々子
抜粋
今思えば、事件があったことで、天狗にならなくて済んだような気がします。
もしそのまま突っ走って、ずっと勝ち続けるようなことになっていれば、人として大事な何かを失っていたかもしれません。
天狗になって、強ければ何でも良いと考える選手になっている可能性だってありました。
だから、一回立ち止まって自分を見つめ直し「柔道とは何か」を考えたことは大きかった。柔道の強い部分だけではなく、礼儀作法などの精神面にも目をやる余裕が生まれた。
柔道家である前に、まずは「人間として」という根本に立ち返れたような気がします。
──大野選手は「負けた時」にこそ、人間の価値が出ると発言しています。今はまだ勝ち続けていますが、負けた日に真価が問われると。
人間、勝った時って余裕があるじゃないですか。
ガッツポーズをする、自分を抑える、何らかの表現をする、どれも自由ですが、余裕があるから振る舞いを気にすることもできる。
でも負けた時って、やっぱり悔しいし、自分を見失いそうになる。リアクションなんて気にする余裕もありません。
だから、その時に自分がどうなるかがすごく興味深い。今はずっと勝ち続けているけども、いつかは必ず負ける日が来ます。
負けは必ずしも悪ではなく、むしろその時に真価が問われるのだとしたら、私は自分に潔さを求めたいですね。
定番のキャリア・アドバイスに耳を傾ける必要はない 「自分らしさを大切にせよ」は無視したほうがいい
杉森 菜々子
引用
現実の世界に適応し、ほかの人たちに強い印象を与えたいのなら――キャリアの初期には、それが非常に有益だ――「自分の強みを活かすことを考えよ」とは別のアドバイスを実践したほうがよい。そのアドバイスとは、「自分の強みを大切にするのはよいが、弱みを認識することにも努めよ」というものである。
目覚ましい成果を挙げる人たちは皆、自分を批判的に見る傾向がある。概して、大きな野心を持つのは、弱点を克服しようと試み続け、すでに成し遂げた成果に満足できないからだ。
あなたも自分の弱点を知れば、健全な不満を抱くことになる。そのような不満に駆り立てられて、自分をいっそう成長させようとするかもしれない。現状の自分と理想の自分のギャップを埋めたいと思うようになるのだ。その結果、あなたはより速く、より遠くまで進めるようになる。
【スタンフォードからの報告】 「自己肯定感を高めよう」とすると 逆効果になる理由
杉森 菜々子
スタンフォード式生き抜く力
,”本当の意味で自己肯定感を上げる第一歩は、「自己肯定感を持っていない自分」を否定するのをやめることです。何かを与えられたら、何かを手に入れたら幸せになれると考える人が多いですが、幸福感は、同情する、感謝する、親切を行うなど、誰かに社会的な働きかけを行うことで上がるのです。
自分の人間らしさ(humanistic)を認め愛するだけでなく、自分は誰かの役に立っているというのを実感することこそが、実は自己肯定感を上げる近道になります。
何者かになろうとする、今の自分を変えなくてはいけないと考えることは、自己肯定感を高めるどころか、自己否定です。
とにかくポジティブになろうとするより、自分の弱さを認め、目の前の人に親切にすることで自己肯定感が上がるというのは、あなたもイメージできるのではないでしょうか?
NORMAL
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