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航空業界、2050年までに排出実質ゼロに ICAO加盟193か国が合意
増川 徹EVA AIRWAYS 運航乗員部
CO2排出量は減らさなければなりません。
しかしそのために飛行機を飛ばさないという考えは、人の移動、物流の点から考えても実現的ではありません。今後も飛行機は増え、便も増える。それはBoeingもAirbusもデーターを出しています。
そんな中、ICAOに加盟している193カ国が排出実質ゼロにというのは大きなニュースです。
この取り組みにより航空会社はSAF、カーボンオフセットと環境への取り組みを強化しなければなりません。なぜなら環境への意識が低い航空会社からはお客様が離れ淘汰されるからです。
このような課題というか、プレッシャーは非常に大切だと感じています。
機体が揺れ 客室乗務員が骨折 那覇発小松行き 航空事故として調査へ 日本トランスオーシャン航空
増川 徹EVA AIRWAYS 運航乗員部
パイロットが事前に揺れの準備ができるのは次の二つの場合
● 天気図により揺れが予想されている
● 他の飛行機から管制官へ揺れのレポートがある
それ以外の方法は難しいです。
(飛行機の先端部分には気象レーダーが搭載されていますが、これは気流の変化は探知できない。)
客室乗務員の皆さんは短いフライトで機内サービスのために忙しくされていたと思うが、揺れはいつ遭遇するかわからないものだと心に留めてサービスして欲しいと思っています。
揺れがひどくサービスが難しければ、パイロットにそのことを連絡してもらえれば、私達からお客様へ「揺れのためサービスを中止します。」というアナウンスを入れます。
客室乗務員の皆さんは、ケガなく万全であることが飛行機の安全に欠かせません。機内サービスも、もちろん大切な仕事ですが、まずは自分の安全を確保し、難しいならチーフやパイロットに頼ってください。
空の安全と快適性はチームプレーで作るしかないと感じています。
空と地上を組み合わせたリアルタイム経路検索が可能な「JAL MaaS」提供
増川 徹EVA AIRWAYS 運航乗員部
経路検索で便利なのは指定会社だけではなく、すべての選択肢をいちいち確認しないで最適な路線を探せる、時間と手間の短縮です。
その点からすれば国内、海外の航空会社のすべての選択肢が組み込まれたサービスの展開の方が優位。英語での検索もできれば外国人旅行者もすべて取り込むことができる。多くの人がそのアプリやサービスを使う中で、「これはJALが提供しているんだよ」と後から認知されるほうが認知度も将来性も上がる。
JALとしては他の航空会社との差別化もあるかと思いますが、結局便利でなければ使われない=意味がない。
お客様は個人に合わせたサービスに慣れ始めています。ネットフリックスやアマゾンは個人ごとに表示が違うように。そこまで意識して設計しないと、このサービス自体の意味が分からなくなるのではないか。
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