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【上田岳弘】ブロックチェーンは国家に代わって暴力の抑止力になる
NewsPicks編集部
Takeuchi TatsuyaIT関連 新規事業開発
誤解されてそうな「参加者の合意」と、「スマートコントラクト」について。 ブロックチェーンにおける「参加者の合意」とは、民主主義における多数決とは全く別物で、検証作業です。 簡単に言うとブロックチェーンとは、取引の記録が入ったブロックが、時系列順に並んでいるものです。 ブロックチェーンにブロックを追加する時には、めちゃくちゃ難しい数学の問題を解かないといけません。 この数学を解く人がマイナーです。 そして、マイナーが出した答えが、誰が計算してもその答えになるか検証します。 この検証が、参加者の合意です。 (計算結果が合えば、合意と見なすの方が正確でしょうか。) 不正なブロックを追加しようとすると、計算結果はその答えにならないから弾かれるわけです。 続いて、スマートコントラクトとは、ブロックチェーンプラットフォームで利用できる一機能に過ぎません。 予め決めておいたトリガーで、ブロックチェーン上に登録されたプログラムを実行させるという機能です。 罪=予め決められたトリガー スマートコントラクト=罪によって罰を決定するプログラム 罰=スマートコントラクトの実行結果 記事の中の、「窃盗したら家の鍵が開かなくなる、口座からお金が無くなる」でいえば、次のような感じ。 窃盗という罪をトリガーに、 スマートコントラクト(AIでも普通のプログラムでも)が、 「容疑者の家の鍵をロック」、「口座から罰金を引き落とす」という罰を決定し、ブロックチェーン上に記録する。
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