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小林製薬「紅麹」サプリ “未知の物質”は「プベルル酸」か 健康被害との関係は明らかにならず
TBS NEWS DIG
Kawai Atsushiエシカル木熟アボカドとバナナを売るお兄さん 取締役
屋内作業しながら聞き流して聞いてました。 質問に対しては比較的真っ直ぐ向き合って答えられていたと思います。ただ所々非公開部分に関しては優先度の選択として正しかったのか疑問が残りました。 いくつか全体を通して感じた事を書いてみます。 1. 調査プロセス開示はすべきだった? 人によって感想が分かれるかもしれませんが、結果的には「未知の成分」で状況が不透明になった事で世の中の不安が大きく煽られたのは確実でしょう。正解か不正解かは別としても、もう少し早い段階で成分・原因調査状況を共有していれば無関係・不必要な回収騒ぎは防げたように思います。少なくとも小林製薬の紅麹は遺伝子組み換えで他社とは違う。その事実だけでも知られていれば無関係な他社は巻き込まれずに済んだ。彼らが中途半端な報告は混乱を招くと考えた経緯も理解できますが、業界全体を巻き込んだ罪はあまりにも大きいと思います。 2. 管理基準について。 薬品系はGMP、食品はHACCPと管理基準を使い分けていた模様。食品はHACCPで問題はないですが、培養・微生物・発酵に関わる技術は非常に多くのリスクを抱えることを今回改めて証明されたと思います。従来の食品管理慣例を改めて見直す機会になったかと。 3. 補償・賠償について。 今回被害に遭われた方の中には、腎臓疾患とは別の病気が主原因で亡くなられた方もいたとか。その病名等はプライバシーの秘匿を盾に断固として開示拒否されていました。…あまり邪推しても仕方ないのですが、既に亡くなられた方であり時期的に昨年ということもあり、ひょっとしてコロナ関連死として判定されていた患者の可能性もある?という疑いを持たれても仕方のないくらい「プライバシーの特定」を根拠に秘匿する姿勢に違和感を覚えました。ここは追って厚労省・国からどのような発表が出るのかどうか、色々注視すべきかと思います。 また別の死因がある患者に対しても「生前サプリを服用していた」と家族からの報告があっただけで補償対象に加える"寛大さ"。この辺が完全に紅麹=悪を根付かせた気がします。 引き続き今後の展開を見るしかありませんが、仮に青黴由来のコンタミ問題に事態が変化するならば、一連の紅麹騒ぎで巻き込まれた同業他社や取引先にとっては完全にとばっちりです。初期対応含めて憤りを覚える企業がいてもおかしくないと思いますね。
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【遺言】有名ベンチャー破綻。グリーンビジネスの「過酷な現実」
NewsPicks編集部
Kawai Atsushiエシカル木熟アボカドとバナナを売るお兄さん 取締役
メーカーの見通しが甘かったのでしょうね。「成長を見て欲しい」「検討・稟議の長さは想定外」など節々に出る言葉も、後出しでこんな言い訳聞かされたら投資家が失望しても仕方ないように思われます。 とはいえ、アップサイクル推進の難しさ自体は私達も身をもって実感しているものでもあり、動画内担当者の話(というか愚痴?)はなかなかリアルに響きました。 「環境・人権配慮」への意識自体は現場レベルでも年々確実に高まりつつあります。ただ肌感としても、未だ採用判断を左右するほどの直接的な決定要因にはなり得ていないように感じます。どちらかと言えば対ステークホルダーへの活動報告を見据えた限定的なカジュアルテーマに近い印象と受け止めてます。 多くの訪問企業が「遅かれ早かれ取り組まないといけないテーマだ」と口々に言い、内心では企業責任として"仕方なく"取り組まないといけないテーマと考えている。これを自発的かつ積極的な姿勢にシフトさせるには強力なトリガーが必要です。 このトリガーこそが差別化された品質と価格競争力。エシカルをねじ込む後発勢力は、知恵を絞って既存の不分別もしくは非配慮型素材・商品を超える品質&コスパなどの差別化・価値を生み出していく必要があります。それ無くして同じ土俵では戦えません。 一見これは理想論に聞こえるかもしれませんが、結局は真理です。良い品質で納得するコスパだから手が伸びる。見るべきはその本質だけで、良心に訴える御涙頂戴戦略は確実にコケます。
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ベースフード、カビ発生イメージ払拭へ。パッケージ「透明化」に安全管理強化もアピール
Business Insider Japan
Kawai Atsushiエシカル木熟アボカドとバナナを売るお兄さん 取締役
HPを覗いてみましたが、久しぶりに衝撃を受けました。自社内にも委託先にも果たして本当に危機管理の専門家は実在するのでしょうか。 まずHPに「低減」という言葉が溢れ、最初から不良品が発生する前提の説明が堂々と書いてありますけど、食品を扱う者ならば、まず健康被害を引き起こす潜在的リスクを撲滅する義務があります。それは基本指針である食品衛生法上の基本理念、イロハのイです。 わざわざ消費者にアピールするためのHPに「不具合は発生する。それを撲滅ではなく低減するためにこんな努力をしてる。」と堂々と書く意味もどこにも無いですし、もし消費者に対してハザードリスクを負わせるような商品であるならば販売行為自体が大問題。まずその問題認識が無さそうな時点で、私は背筋が凍りました。 その他本当にどうでも良い内容を大事のように書くことが、色々丸出しなんですよね…。よくこの運用と管理で全国の流通やCVSを網羅したなと思いますよ。 基本的に自社PBや惣菜など生産責任を自社で担保する商品・サービスに関しては厳しい監査をするCVSも、販売企業が生産者責任を担保する外部仕入品に対しては監査が緩い傾向が強い。結果的にこれが前回問題を大きく広めてしまった1つの要因だと私は思います。 この際外部仕入品に関しても工場監査をきちんと導入すべきではないでしょうか。さもないと、マーケティング特化型の「ゆるふわ」事業者が全国にハザードリスクまみれの商品を撒き散らす可能性がありますよ。それは販売者も運用面で連帯責任を負うべきものです。
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NORMAL