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東京パラリンピック開会式「五輪よりイイね」 ツイッターで好評
毎日新聞
Komori Shohei株式会社ミックス&ライフ 代表取締役
パラリンピック開会式のBGMは、DJがプレイするいわゆる海外で流れるような 「ダンス・ミュージック」がメインでした。 これを皆様はどう感じられたでしょうか? 「日本っぽさが無い」「なぜ日本らしい音楽を使わないのか」 と感じた視聴者もいるでしょうが・・ その考え方、世界の音楽シーンでは逆に「非常識」なんです。 例えばアメリカで開催する際にアメリカの著名なDJがプレイするとしたら 「アメリカ人の曲だけをプレイしよう!」なんていう発想、100%有りえません。 その当時の世界的なトレンドを踏まえて、ラテン系の方が会場に来ていればラテンを取り入れ、アフリカン・アメリカンが多ければヒップホップやレゲエを取り入れる・・ その会場のシーンや雰囲気に最も相応しいものを選ぶ、それがDJという音楽のプロフェッショナルです。 音楽の素晴らしさは、言葉を要しない世界の共通言語であり、そもそも「国籍」にこだわるものではありません。 音楽を作るプロセスは、ITの発展もあり国を超えたコラボレートが息をする様に当たり前に行われる世界。 むしろ単一の国で作られる音楽の割合は少ないと思います (もちろん国の文化背景を取り入れますが) 音楽の良し悪しという意味ではなく、「音楽セレクトの質」という意味では、オリンピック開会式での「国産ゲーム音楽」というガラパゴスな視点よりも 昨夜の無国籍な共通言語である「ダンス・ミュージック」の方が、よほど歓迎の意を感じてもらえたのでは、、と個人的には考えています。
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