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コインチェック支援要請 マネックスが買収案提示
日本経済新聞
畑中 洋亮一般財団法人あなたの医療 代表理事
人工知能と並行して近年のホットなテクノロジーとしてブロックチェーンが脚光を浴びる中、この2つのテクノロジーの現実的な応用に於ける共通点が見えてきた。 まず世間では、人工知能(と機械学習)もブロックチェーンも、新進気鋭の真新しい技術であるという誤解がある。両者は共に原型または源流となる技術が存在し、それらを地道な努力とともに改良し、欠点を克服し、今日に至っている。 それらの現実的な応用、システムとして重要なのは、コア技術としての人工知能やブロックチェーンよりも、むしろそれを用いた周辺技術の方であり、周辺のシステムデザインこそが直接的に我々の社会や生活に変化を齎す鍵となるはずだ。 その行く先は、システムに人工知能やブロックチェーンが埋没し、それを使う人間には「直接見えないもの」となっている気がする。 上記の通り、社会に大きな変革を齎す可能性があるのは「ブロックチェーンを用いた○○」よりも「仮想通貨」の方が幾分か近い気がしている。 その上で、仮想通貨の盗難などの問題もやはり周辺システムの問題であり、そこには改良の余地と法整備を含めた一筋縄でいかない難しさがあるのが実態。今は周辺システムの「バグ出しの時期」という感じで。 それと共に、仮想通貨の淘汰と選択も行われ、それを踏まえた次世代の資産がまた生まれてくるだろう。 無論「ブロックチェーンを用いた○○」も周辺システム次第でドラマティックな展開が有るはずだ。 こうした周辺システムを広域的にオープンシステムとして捉えると、極めて面白い。 「データに価値はない」「ソフトウェアに価値はない」という主張もみられるが、「価値の実態」が物理的に触れるものでないとしても、確かに「実効的な価値」は存在している。それを無価値だと決めつけるのは欺瞞。 ある種、ブロックチェーンが価値の担保で周辺システムが利用価値で有るならば、柔軟に変化出来る周辺システム次第で如何様にも価格は付くはずだ。 このように、法定通貨は強力な競争相手が出て来て、法定通貨と仮想通貨とで共により良い価値へと改良されながら成長して行くのが健全だと思う。 #OY
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