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【KIRIN・ヤフー】東北が生んだ 新たな企業間連携
西田 修一ヤフー株式会社 執行役員 コーポレートグループ SR推進統括本部長
被災地での活動をテーマにCSRについてKIRINさんと対談させて頂きました。 企業は営利を追求すると同時に社会の構成員としての責任も負っています。どんな課題にどう向き合っていくのか。これについても闇雲にではなく、ある程度の戦略を持ってあたるのが普通でしょう。しかし、東日本大震災の様な国難とも言える災害を前に「戦略」なんていうものは何も持ち合わせていませんでした。とにかく自分たちに出来ることは何かを探しながら走るしかなかったというのが正直なところでしょう。その先に何があるかは分からず、それでも「そうすべき」という確信を拠り所に多くの企業が走り出したのだと思います。 9年の歳月が過ぎ、今もなお活動を続けている企業は当時よりは多くはないかもしれません。そして、続けている企業は暗にではあるがそろそろ「答え合わせ」を求められてきます。何に対する答え合わせか。それは「そうすべき」というかつての確信との答え合わせです。企業の社会的責任としての「そうすべき」を営利を追求する企業としての「そうすべき」として回収出来るかどうか。辻褄あわせでお茶を濁すのではなく、被災地との関わりの中で得た経験から答えを創造することが出来たら、その後も企業は自社が有するヒト・モノ・カネを躊躇うことなく社会のために活かすようになるでしょう。
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